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ラグビーは。

 今日は、悲しいことがあり非常に心が傷ついています。
 いろいろ帰りの電車で考えてみたのですが、敢て感情的なままこの記事を書くことにしました。

 秩父宮で行われた、関東学院ー中央大学の試合で、中央がPGを狙った時のことです。
 キッカーがモーションに入るか入らないかの一番大切な瞬間に、関東学院ファンの老人(いろいろ考えたけれどこの言い方が本人には一番嫌だろうと思ってこれにしました。オヤジくらいじゃ私の気が済まない。まあ、このブログを読んでいるはずもないのですが)が、「外せー!」と叫びました。

 別に私が中央を応援している立場だから言うのでなく、ラグビーはそういうことをせず、双方がいいプレーをすることを楽しみ、そのためにはプレースキックの時にはブーイングはしないものなのでは…。一応…。
 思わず私は怒りを抑えきれず、「それはマナー違反でしょう!」と言ったら「そんなに狭い了見では楽しめないだろう」と、抜かしやがった(ああ、どんどん言葉が汚くなって、やつと同じレベルになってしまう…すみません)。何を言っても無駄な上に不快なので席を移動したが…とにかく悔しかった。

 あの老人の方々に言いたい(読んで無くても)。
 熱烈に応援しているのだろうから、チームはあなたたちのものかもしれない(それでも、それも本当は違うけれど)。けれど「ラグビー」はあんたたちのもんじゃないんだよ!守りたいものを守りたい私の心を傷つける権利はお前にはない!!!!


 あーすっきりしました。
 申し訳ありません。読んでいただいている方々はこの毒を食らってしまうわけなので、迷ったんですが…。
 やっぱり、納得がいかないことに黙っているのは嫌なんです。そういう我慢をしてもいいことは何もないと思う。だから、これからもそういうことがあったら私は何か言ってしまうんでしょうね。
 でも、自分はこうなんだから仕方ありません。
 反論を受け付ける余地とか無いんで、申し訳ありません(汗)。



 それにしても、今日のKといい、ちょっと前の対抗戦グループの某チームといい、熱心なファンの野次で何故かすごく辛い(不快とかいうより、何だかラグビーを愛するものとして傷つく感じなんです。すごく辛い)思いをすることが多くて、これは一体何なんだろうと思っていたのですが、ちょっと分かってきたのは、そういう方々にとって、チームは自分のものという感覚に近いのかなーと。相手チームへの野次とかならまだ聞いてて嫌な思いになるという事実を自分で理解できるんですが、たとえばそのファンの方々が、自身の好きなチームの選手がミスした時にあしざまに言う様子なんかも、すごく私を傷つけるんです。
 きっと私がラグビーを見るよりもずっと前から見ていて、お金も時間も心も費やしているんだろうから、ある程度何を言ってもいいよな、とちゃんと頭では考えられるのですが、何だかすごく、心と体(その空間にいると、体もダメージを被っているような、思いになるんです)が傷ついて…。選手たちは何も悪くなくても、そのチームに対してどういう感情をもっていいのか分からなくなったり、今日は、あんなのに応援されてる関東学院は本当に可哀想だと思い、思いつつ、やっぱりあいつらが応援している限り私は絶対関東学院のことは応援しない、と、思ったり。そんなことがあって、ファンという存在が本当に選手のためになっているのか?という疑問を抱いています。
 だから、自分も中央や法政に関して、他の人にそういう思いを与えていたらどうしよう、と(実は去年くらいから思ってはいたのですが…)特に最近すごく考えるようになり、大学に関しては「ファン」という立場は止めようか…と思っている日々です(高校は、「高校ラグビー」そのもののファンなので、いいかな、許されるかなと)。
 丁度いい立ち位置を探す日々です。



 読んでいただいてありがとうございました。敢て感情的に書いたとはいえ、ぶつけてしまって申し訳ありません。
by kefurug | 2010-10-10 21:41 | rugby

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