一番好きな季節

 今日、本当はKSLに行きたかったのだけれど、遠いと知った夫に「明日は休みなさい」と止められて(涙)、車で20分で行けるグラウンドでの群馬県予選に向かう。河川敷では、小学生たちの野球やサッカーの練習が行われていたりして、心なしか応援のご父兄もゆったりとしてらっしゃるように感じられる。座って観戦していた私のところにやって来たおじさんが、「すみません。これはどことどこがやってるんですか?」。「渋川工業と合同チームだったと思うんですけど…。」「渋川工はどっちですか?」と訊かれ、「黒とオレンジの方で…」と答えながら急に自信がなくなる私。「私もちょっと分からないかも…すみません。」
 彼は少し離れた場所に持参の折りたたみ椅子で腰掛けるとそのまま観戦を始めた。しばらくすると、今度は彼のところに別のおじさんが話しかける。「結構いい試合をしてるんだよ…。」二人目の男性は自転車にまたがったまましばらくグラウンドを眺めていった。

 グラウンドとしての条件がいいかどうかは分からないけれど、間違いなく幸福な空間であるように思える。


 前半15分くらいまでは、失礼を承知で正直に言うと、双方本当にたどたどしい試合運びである。ペナルティをもらっても、ベンチの指示がないと咄嗟に判断も出来ない(おそらく、何が起こっているのか一瞬では分からないのだろう)。一昨日見た、埼玉栃木県大会の中学生たちの方がうまい。
 しかし、それぞれが力を一生懸命尽くしているのは伝わってくるから、全然退屈しない。
 そうしている内、体が馴染んでくると、それぞれにいいプレーが見られるようになる。ためらいがちにパスを放っていたSOが積極的なランを見せる。「NO8というのは、『男らしい』という言葉が似合うんだな」なんていう感想を、今更ながらに抱かせてくれる突進。
 この戦いにとても感動しながら、「あーやっぱり昨日すごく傷ついていたんだな」なんて余計なことも思ったり…。
 この前舎弟とも話したのだが、ラグビーを見るのにあまりレベルというのは関係ない。その選手たちのラグビーへの真心が伝わってくればOKだ。
 試合は、FWのところで上回った渋川工の勝利で終わり、晴れた河川敷はまた静かな空間に戻った。



 ここで話は一気に飛ぶが、渋川といえば『頭文字D』である。何を隠そう、群馬に引っ越してきてうれしかったことの一つに、イニDの舞台に住める!ということがあったのである。上毛三山(全部舞台として出て来る)は全部制覇するぞーと張り切る私たち夫婦である(まだ榛名山にしか行っていないが…)。
 そして、主人公が住んでいるのが伊香保の温泉街に近い?渋川(モデルだったと言われていたお店も見に行ったが、区画整理で取り壊された後だった 涙)で、高校も渋川市内に通っているという風に読めるので、自分は勝手に何故か渋川工業だろうと決め付けていた(ただ、最近冷静に考えるとどうも普通科らしいので違うかも…と)。だから、渋川工は勝手に何だか親近感を持っているチームである。
 実に意味が分からない(本当に)。
 そんなこととは関係なく、いい一日にしてくれて高校生たちありがとう(見に行けなかったKSLとか(市原より遠いのは辛い)千葉県予選とか(でももう市原には行けません)残念だったけど…)

 
 
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by kefurug | 2010-10-11 23:00 | 高校ラグビー

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug