犬はいつも歩いていて

 土曜日は、本当なら茨城県大会一回戦の日だった。
 でも、いろいろ遠征(笑)で千葉、茨城方面がいかに遠いかを体が実感してしまい、地名に対して拒絶反応を起こす…らしい。
 ひよって熊谷でのトップリーグを見に行くことにしたものの、何だか高校生をさぼってトップリーグをというのは自分の気が済まず、どうしたものかと調べていたら、あったのだ。荒川緑地で中学生の試合が! 
 これもつければ高校生も許してくれるはず、と自分の中では納得して(そもそも高校生は怒っていないと思うが)トップリーグの前に中学生の試合を見に行った。

 本当なら最後の試合は切り上げてトップリーグに間に合うように行ければいいような気もするが、こういう時に限って、重なる時間帯の試合が見たいものであったりする(ま、いつもそんなものか)。 
 春、県大会を本当にチラッとだけ見た印象とそのときのスコアから考えると、そんなに番狂わせはなかったがと思うけれど、佐野高校付属中には驚いた。多分夏ですごく伸びている。この子達が高校に上がってラグビーを続けてくれたら栃木県の勢力図も変わるかなとちょっと楽しみだなと思う。
 
 
 さて、丁度ハーフタイムにスポーツ文化公園に到着。スコアボードを見ると、6-3。すごい、前半だけでもこの僅差は大健闘では、と思っているうちに後半は始まり、トヨタがさらっと外に回してトライ。ゴールも決まる。
 あっさりと決まったトライだったので、やっぱりトヨタが勝つのか…と思ったのだが、時間が経たない内にNTTはWTB友井川の見事なランでトライを返す。ゴールも決まって点差は元に戻る。
 優勢に試合を進めているのはトヨタであり、NTTがディフェンスに人数を掛けたところでトヨタは再三外が空くのだが、「トライだ」と思われる場面でも決して諦めないNTTの執念か、トヨタにどこか気の緩みがあるのか、ゴールには届かずラックになったり、ノックオンとなってしまったり。
 スクラムもトヨタが優勢なので、結局何も問題はないように思えるが、NTTは、ミスをしようと、ペナルティで自陣深くに張り付くことになろうと、その上、シンビンで司令塔が欠けようと、決して気持ちを切らさずにディフェンスし続ける。ゴール前のラインアウトでも、モールを組んで押し込むトヨタFWを止める。結局どの局面でも取り切れなかったトヨタは徐々に顔色(がんしょく)を失っていく。

 中盤は切り裂きながらもNTTゴール前でトヨタが詰め切れないまま、試合終了の笛が鳴った。お通夜のようなトヨタの選手たち、NTTは勝ったかのように大喜び。
 
 ここで、きっと「え?」と思われるはずである。「勝ったかのように」ではなく、紛れもなく「勝った」のだから…。しかし、私は「勝ったかのような喜びようだなー。そうか、昇格してきてこれだけの試合をするってすごいんだー。」などとのん気に考えていたのである。
 つまり…。
 私はハーフタイムの時点からずっと、リードしているのはトヨタだと思い込んで試合を見ていたのだった(笑 いや、呆)。だから、私は「1トライで逆転出来る点差で頑張れ!で、ロスタイムぎりぎりで逆転だ!」などと心の中で声援していた(基本、判官贔屓&トヨタで好きな選手が誰も出てなかった)。勘違いはともかく、再三ゴールに迫るトヨタの選手たちに刺さり続けるNTTの選手たちはすごかった。本気で勝ちにいっているのが伝わってきたし、FWの外国人二人が非常に献身的。ここまで、強い相手にも試合内容が誉められてきたのもむべなるかな(織機は、NTTに緒戦で当たった儲けたかもね)。
 

 でも、試合の内容を間違っちゃいかんだろう。仮にもラグビーのブログを書いている人が、と反省しているところ…。何故間違いが起こったかというと、目が悪いのに全然眼鏡も掛けず、点数の数字だけ見て、チーム名を見なかったから。どれだけトップリーグに対してやる気ないんだ、と自分にびっくりした。さすがにまずいと思う…。
 
 それなのに、ああそれなのに、犬も歩けば棒に当たるというけれど、こんなにトップリーグをなめている人間がこんな場に居合わせることもあるんだ、と妙に感心したのであった。これはラグビーの神様がくれた報酬?(今年は日程で意地悪されてるから←こういうこと書くとまた何か起こるから止めなさい)。


 第二試合 NEC-リコー

―姉貴さん、第二試合の感想はどうですか?
 「別に…」(ってネタ古過ぎだろ!おい)

―そんなこと言わずに何かお願いしたいんですけど…。
 「久しぶりに生ラーカム様を見た。相変わらず痩せてた…。」

―…それだけですか? 
 「ラーカム様はプロフェッショナルだなーと思った。でも、チームが勝てなかったからね。金澤選手が頑張っているのも肉眼で確かめられたし、よかったよ♪WTBが小吹選手だったらもっとよかったんだけど。申し訳ないけど、ちょっと小松選手はあのゲームプランでは取り切る力が弱い感じで…。ブラインドWTBで星野選手を久しぶりに見られたのもよかった。」

―感想いっぱいあるじゃないですか。じゃあ、NECについては?
 「ニリ・ラトゥすごかった。」

―いや、だからもうちょっとこう…
 「確かにすごいんだけど、彼が目立ってしまうのがNECのあんまり強くないところなのかなとも思ってしまうのよね。私素直じゃないんで…。」

―まあ、局面を個人技で打開しているところがないとは言えないですよね。でも、それだけすごいってことで、NECにももうちょっと何かあるんじゃないですか?
 「吉廣君がずっとレギュラーで頑張っていてうれしい。」

―結局それしかないんすか?コメントがそういうのばっかじゃないですか!
 「だって社会人は私のテリトリーじゃないもん。」

―…。じゃあ、もうまとめの一言に行きますけど…
 「待って!もう一つ、窪田幸一郎をFBに、なんていうものすごくデンジャラスな布陣が出来るNEC首脳陣をある意味尊敬してる。ちなみに私はWTBとしての窪田選手は結構好きなので、だからこそ彼がいかに危険かということは分かっているつもり。実際、「ひー、ありえない!」と思わず心の中で叫んだキック処理の場面が一度では済まなかったもんね。あれをFBにしなければいけないのは、余程作戦があるのか、選手層が薄いのか…。」

―なんかもうちょっときれいに終わってほしかったんですけど。最後にまとめて下さい(頼むよ本当に)。
 「別に…」(そこに戻るか!)

 失礼しました。NECーリコーの試合の雰囲気が伝わりましたでしょうか?(そんなわけないだろうが!!!!という突込みを入れてやって下さい)
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by kefurug | 2010-10-14 00:55 | rugby

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug