宮城県大会決勝


 10月24日 宮城県大会決勝 仙台育英ー仙台工 @ユアテックスタジアム仙台(TBCの録画放送を元に記載)
             

 仙台育英 
 1遠藤 2大屋 3棚邊 4小倉 5千葉 6高橋 7齋藤 ⑧清水 9兵頭 10佐藤(拓) 11佐藤(巧) 12濱﨑 13渡邊 14小林 15佐々木

 仙台工 
 1阿部 2佐藤 3佐々木(佑) 4平塚 5千葉(良) 6志田 7千葉(卓) 8菅原 9鈴木 ⑩櫻井 11岩瀬 12新山 13佐々木(直) 14平井 15伊藤

  〇印はいずれもキャプテン


 前半 仙台育英のキックオフ

 仙台工は、キックオフをキャッチしたところから、安易なキックを蹴り返す。そこから仙台育英のカウンターアタックに容易にゲインすることを許し、育英はゴールラインに迫るが、グラウンディングは出来ずにキャリーバックスクラム。 

 2分 仙台育英 
 スクラムからラックを経てモールを組むと、くるくると回転しながらドライブし続け最後は6がトライ。10のゴール失敗。5-0。

 6分 仙台育英 
 相手のペナルティからタッチキック→ラインアウトからモールを組み、8がトライ。10のゴール失敗。10-0。

 21分 仙台育英 
 9のゲインから継続、一旦はスローフォワードで相手ボールスクラムとなるが、キックキャッチからカウンターを仕掛ける。最後は6がトライ。10のゴール外れ15-0。


 後半

 1分 仙台育英 
 キックオフを仙台工がミスし、センタースクラムとなる。FWでラックを連取したところから10がボールを持って右に動いて作ったスペースに15がライン参加、12につなぎトライ。10のゴールようやく成功、22-0。

 4分 仙台育英 
 仙台工ゴール前、仙台工がターンオーバーを果たすが孤立し、ノットリリースザボール。4がすぐ行きトライ。10のゴール失敗、27-0。

 10分 仙台育英 
 相手ペナルティからタッチキック→ラインアウトからモールを押し込み8がトライ。10のゴール成功、34-0。

 18分 仙台育英 
 相手キックからカウンター、最後は8がトライ。10のゴール成功、41-0。

 23分 仙台育英
  グラウンド中盤でのスクラムから、右ブラインドを8→9→14とつなぎ、タックルを受けた14から8がもう一度受け取り走りきってトライ。10のゴール成功、48-0。

 27分 仙台育英 相手ボールスクラムをターンオーバー。左オープンを8が突き、7につないでトライ。10のゴール成功、55-0。

 残り時間わずかな中、仙台工必死に攻めようとするが、ノックオンで時間切れ。




 既視感がある。
 こんな風に育英が勝つのを、仙台工が負けるのを、いつかも見たことがある。

 守るばかりでは勝機を見出せないというのは挑戦者側も分かっていたようだ。今までは受けてしまっていたが、今年は攻めるという仙台工の決意を、放送の実況が告げる。しかし、仙台工が攻撃することが出来た時間は非常に短かった。攻めようとする気持ちは見えても、仙台育英のディフェンスを破る策が用意されていたようには見えない。

 FW平均体重は、仙台育英77.5㎏に対し、仙台工が85.5㎏。しかし、何度かスクラムで仙台育英がターンオーバーを果たしており、接点でも仙台工は後手をとることが多かった。残念ながら、仙台工はどこにフォーカスしてチームを作ってきたのかが見えない試合であり、残念ながら今までの試合と何かが変わったようには感じられなかった。
 体重差を生かした戦術をとるなり、徹底的にエリア戦略にこだわるなり、もう少し何で勝とうとしたかが明確であってもよかったのではないか。 


 育英は、春の東北大会で秋田工に接戦、3位決定戦では磐城に大勝した。東北新人大会ではびっくりするほど弱く見えたが、そこから巻き返して、レギュラーに3年生4人という状況も乗り越え、確実にいつもの育英の雰囲気にはなってきている。ちょっとFWが小粒かもしれないけれど、5と8の力強さはチームの核になっている。
 ただ、最近の戦歴からいって、全国でどうなのか全く読めない。
 テレビ解説では、仙台育英が、ここのところ三年連続で、Bシードを受けながらも一回戦で敗退していることに関して、当たる相手がシードと同じくらい強く、しかも緒戦を戦って勢いに乗っているのに対し、育英にとっては初戦となるという状況の難しさを述べていたが、それは他のシード校にも当てはまることであり、また、3年間連続でそれが続いているというのは、シードにふさわしくないか、チームに脆さが残る伝統が育ってきてしまっているのか、何か問題があるのではないかという思いも個人的には拭えない(外国人がいるいない、はあまり関係ない気がする。いても負けてたから…)。
 選抜出場なし、春の東北大会3位という結果がシードにつながるのかどうか分からないが、今年の花園はチームにとってちょっと正念場なのではないだろうか。
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by kefurug | 2010-11-05 16:01 | 花園予選’10

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug