宮城県決勝

 日時は戻るのですが、第二弾は宮城県を。



 '07・10・28 花園予選宮城県決勝 仙台育英ー仙台三高@ユアテックスタジアム仙台

 仙台育英 
1阿部(真) ②鈴木 3阿部(浩) 4石澤 5石場 6武者 7近藤 8ナータ 9吉永 10畠山11加藤 12ヒルマン 13伊藤 14藤崎 15石田 (○はキャプテン)

 仙台三高
1清野 2廣井 ③川代 4今 5伊勢 6立石 7中堀 8阿部 9菅原 10平山 11森岡 12藤田 13渡辺 14中澤 15佐藤

 両チーム合わせて阿部が三人…決して珍しい苗字ではないが一割を占めるとは相当(笑)。
 天気は快晴。

 仙台三高、ラグビーマガジンにも夏ごろであったか、採り上げられていたので記憶に新しい方もいらっしゃるかと思う。顧問の先生が作ったビニールハウスで冬の間筋トレしているという記事がひどく印象に残っている。ナータ・リチャード、ヒルマン・マイケルが最終学年を迎え、見事なキャプテンシーを誇る鈴木亮大郎(誤字ではなく、この字です)率いる仙台育英は、今年はかなり強い。普通の県立高校には厳しすぎる勝負である。
 体の差があまりにも大きい。平均身長(FW8人)は、育英176.2に対し、三高175.6と殆ど変わらないが、体重は育英86.4kgに対し、三高は72.9kg。実に15k以上の差があるのである。
 さあ、どういう戦いを見せるのか、三高。

 
 11時キックオフだったが、渋滞等もあり、開始10分頃に到着。
前半 10分 育英 2T。2G成功。この時点で14-0。

    14分 三高 PG。難しい位置ではなかったが、10、まさかの失敗。14-0。

    19分 育英 ラインアウトからモール、2T。2G失敗。19-0。

    26分 育英 相手ノックオンからバックスで回し、DFを中央に集める。メインスタンド側に余った選手でラインを形成→15T。2G成功。26-0。このまま前半終了。

 仙台三高、モールのDFも整備され、なかなかGood  teamであるという印象。育英の反則にも助けられ、前半の中盤は陣地をある程度支配する。しかし、PGが外れたことと、ウイングへの絶妙なキックパス、ハイパントなどが得点に結びつかず、苦しい展開。体格差からDFに人数がかかってしまうので、足りなくなった状態で後ろに蹴られてしまうと、戻りきれない。育英8ナータ、よく見ており、絶妙にキックを落とす。春よりも落ち着いてプレーしている印象。 


後半 仙台育英のキックオフ

    4分  育英 普通に攻め込んで12T。2G成功。33-0。
   
    15分 育英 相手ペナルティからラインアウト→ボールをキープし、近場近場で攻め、最後2T。2G失敗。38-0。

    27分 育英 相手自陣でタッチがダイレクトに出てしまう。ラインアウトから素早く回し、ラック連取→12T。2G成功。45-0。

    28分 育英 前のトライのキックオフから、8が独走T。三高15、タックルに行くもサポートの2へとボールはつながれT。2G成功。52-0。

    29分 育英 キックオフからのボールを相手にターンオーバーを許すも、再度ターンオーバー。抜けて10T。2G失敗。57-0。試合終了。

 時間帯を見てもらえば分かるとおり、最後の二トライが明らかに余分であった。見ていて気持ちがぷつっと切れてしまったのがはっきり分かった。もし、最後の三トライを防いで38-0で終わることが出来たなら、まぎれもなく「よい試合」と言ってよかったのではないかと思う。
 27分にトライを献上してしまうまで、DFも頑張っていたし、ボールを持つ機会があればFWも積極的にいった。しかし、基本的なオプションがハイパントまたはキックパスなので、例えばNO8 が突破した時にフォローに付ききれず、最後はターンオーバーを許すことになってしまう。残念であった。
 しかし、DFする気持ちのあるチームである。ただ、タックルが高いのが気になった。あれだけの気持ちで低いタックルでDFラインを敷けるなら、どれほど感動的な試合が繰り広げられることか。情熱のある指導者の改善を待ちたい。

 育英は不動の王者となってしまっているが、この日は自分のミスでボールを失う場面も多かった。より強い相手にどれほど引き締まった勝負を展開できるのかは花園が始まって見なければ分からない。
 ただ、鈴木亮大郎キャプテンは素晴らしい。選抜でも活躍、決勝で敗れた東北大会でも光っていたが、この日は実に見事な活躍。体重100kg(なんと、NO8のナータより重い!)にして、どこにでも顔を出し、コンバージョンのキッカーまで務める。キャプテンシーも抜群。この選手を採る大学が羨ましい…って気が早すぎるか。

 それから、宮城県大会のパンフレット、なかなかよいです。参加チームの写真が小さいけどカラーで載っており、白黒より雰囲気が伝わる。こういう工夫に出会うとうれしくなりますね。
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by kefurug | 2007-11-12 18:25 | 花園予選'07

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug