エース

 花園へ行ってきました。



 あまりにも寒く、冗談でなく凍死する…ことはさすがにないが、見たい「関学ー正智」まで体力が持たないのではないかという恐怖に何度か襲われた。ということで、疲労困憊で観戦記を全てアップするのはちょっと無理でも、感想をいくつか。

 秋田中央、いいチームだと思ってはいたが、予想以上にチームの意志にブレが無いのだなということが分かり、ますます応援したい気持ちに。雨でも回すところは回す。エース15の佐藤正章、非常にいいゲインを何度も見せ、リンクプレーヤーとしてもかなりセンスを感じさせる動き。萩工・萩商工も鍛えられたチームだと感じただけに今日の勝利は選手たちにとって自信になったのではないだろうか。

 青森北、パスの精度がどれだけ東北大会から上がったのかを見届けにいったが、雨だったこともあり(秋田中央も相当つるつるやっていた)、今日見た限りでは上がっていなかった…。ランニングラグビーの雰囲気は感じるのだけれど、次に本当の展開ラグビー秋田中央と当たって正体が分かりそう。前半、BKに関しては高松北に完全に抑えられていたのが問題。寧ろ、FWの体重(平均90㎏)を活かした戦いのほうが勝機があったりして…。次の北東北対決、勝った方は三回戦で伏見!今のところ、秋田中央が伏見相手にどう戦うか見てみたい気持ちが抑えられない。

 そして…関学。今日は、小樋山に賭けて、小樋山で負けた。どうしてそこで蹴る、というところで蹴るし、どうしてそこで自分で行く、というところで行ってつかまるし。そして何より、最初のPGを二本外してしまったのが、何と言ってもやはり致命的だった。
 関学は全体的に気持ちの入り方を間違えてしまった印象。せっかくのチャージをトライし切れなかったり(不運な判定もあったが…)、詰めが甘かった。地区予選決勝がピークだったとしか思えず、今日、あの日のように前に出るDFが機能すれば。あるいは前に出るアタックがもっと意思統一されていたら。悔いの残る敗戦。おかしいと思っているうちに終わってしまったという感じだろう。今ひとつ「執着心」が感じられなかった。
 ただ、正智のDFはなかなか見事だった。積極的に前に出てくる。乱暴な言い方なのを承知で敢えて言うと、わざわざ正智でラグビーをすることの意味を選手たちが分かっているから、いざという時に勝ちへの貪欲さがある。勝たないと存在意義がないと理解している。あくまで個人的な印象だが。ただ、それでも全国でそれなりにしか勝てないのは、理由があるのだろう。選手でないところに。

 でも、改めて感じた。試合が終わると負けたチームは当たり前のように泣く。高校生の男の子が何も考えずに涙を流せるなんて、やはりラグビーはすごい(こういうこと、以前誰かが書かれていたと思う。誰だったかは失念したが。)。 

 
[PR]
by kefurug | 2007-12-28 23:09 | 高校ラグビー

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug