埼玉県新人戦

 宣言しておきますが、大学ラグビーを見るのは止めません(笑)。



 私はガキツカの山崎邦正か(嫌だ~)。


 大学を見続けるためにも(?)、頑張って高校を書くべく、行ってきました、我がホームグラウンド熊谷。昨日は、夕方都内に出なければいけない用事があったので、(我が家から行くのは)生まれて初めてで熊谷へ。大宮で乗り換えて北へ向かうと、上尾の駅で開いたドアの向こうに雪が舞っている。ひゅるりー♪
 うぅ…と怯えながら熊谷に着くと、寒いが雪は降っていない。よかったよかった。


 第一試合 深谷 88-3 浦和工業
 
 大差だろうなとは予想しつつ、実際に大差で終わり。すみません、いろいろなことを見越して後半のみの観戦(ごめん、浦和工業の選手たちよ)。
 後半はディフェンスが深谷の攻撃を全然止められなかった。深谷はそれでもBKで取っていたのがよかったかな。
 短すぎてごめんなさい…。
  

 第二試合 正智深谷 69-0 早稲田本庄
 
 別に外国人選手でなくても、一旦勢いに乗ってボールをつながれると止めきれず、早稲田本庄の完敗。開始早々スクラムでターンオーバーを許し、接点でも正智のほうが強く、ラインアウトはきちんと取れない。そういう状況で勝つというのは余程の状況でないとありえない。
 ディフェンスに行かないわけではないが、強い相手に二人がかりで止めにいき、差し込まれてやっと止まる。時間がかかるので、こちらが止めるので精一杯である間に向こうは陣容を整える余裕が生まれるので更に攻撃は続く。結局、常に後手に回るしかなく、試合の流れを自分に引き寄せることが出来ない。

 挑戦者側はこういう時どうすればいいのかと考えてみた(分かりもしないのに…)が、やはり出来るだけ一対一で、あるいはダブルタックルでもとにかく前でバチーンと止めることに尽きるように思う(前日某所でそういう話を聞いたこともあって)。ぼやぼやっとボールを殺しにいくうちに少しずつでもゲインされて、しかも次への態勢を作られてしまう。とにかく相手を倒してつながせないことが出来ないと何も始まらないのかなあと、眺めていた。

 しかし、早本、しようとしている攻撃はなかなかいいような気がする。今まで見た中で一番いいような…(ただし、点が取れていないので、このままでは駄目)。SOが相手にぎりぎりまで迫ってそこからCTBがすれ違いざま裏に出る接近プレーをやろうとしているのが何となく分かるのだ。ただ、抜けない、取れないということはまだまだレベルが足りないということのなのだろうが。
 8、12、13、14のタックルはよかった。12はランも。


 正智はフロントローがなかなか走れる。この前書いた通り、無手勝流なので、抜けてもボールを放すタイミングやフォローの仕方等まちまちで取るべきところで取れないことも多く、雑だが。きっと指導陣は「この時期は何も教えていない」って言いそうだな…。
 外国人選手が一人なのと二人いるのとはとても違う。去年は一人、今年は二人に戻ったので、ナチュラルな強さ(文字通りナチュラルな…)がこのチームにはある。
 後は、自分たちと同じくらい、あるいは自分たちより強い相手にどう戦うかなのだが、それが見えない戦いぶりだから何となくよく分からないんだよな…。 

 
 とにかく、次の正智ー深谷を見たいと思う。両チームの傾向はそれでないと分からないかもなあと考えている。永遠のライバルの対戦は注目カード。今年度何回対戦することになるかはまだ分からないけれど、とにかく一回目の勝負はどちらが勝つのか…。


 第三試合 慶応志木 28-7 所沢北

 スコアくらいの差はあった。慶応が前に出るディフェンスで相手の勢いを摘んで勝利。
 試合序盤の慶応6のタックルが印象的だった。肉と肉がぶつかる音、一応言葉にすると「ドカッ」という音が一番近いのだが、それにいろいろな濁点や、空気の震える感じなどが伴って形容が難しい迫力のあるタックル。
 6は攻撃でも突破役を果たし、後半ラックで下敷きになり足を引き摺りつつもフル出場。ファイターである。

 攻撃のキーマンは13。彼がボールを持つと一気にゲインする。相手がタックルに行ききれない内に気づくともうゴール前。独特の止められなさがあるのか、次の試合で改めて検証したいと思っています(笑)。
 ただ、13以外にうまく抜いていけるBKがいないのが課題か。


 所沢北は、折角ペナルティをもらったのにキックがノータッチだったり(どのカテゴリーでも、これは本当にいかんですよ)、攻め手に今ひとつ工夫がなかったりして、チャンスを摑めなかった。FWの接点への寄りも相手より遅かったのも敗因の一つだろう。
 ふと気づくとどこからか出てきていつもタックルに入っている8はよかった。
 
 
 お互いに気持ちは入っていたが、所沢北は花園県予選の時のチームとしてのまとまりが失われているように見えた。様子を見ていると、二年生と一年生との間にちょこっと齟齬がある?何となく失敗を責め合う雰囲気がある?ちょっと残念。
 大柄なSOと、SO、FB(見間違いでなければ)のキック力は魅力なので、春を楽しみにしたいものである。


 第四試合 浦和 30-0 川口北
 
 冒頭で述べた所用のため、前半しか観戦できず。前半は5-0。
 基本的に非常に堅実な蹴り合いで序盤は進む。蹴り負けることなく、安定したキック処理を見せる川口北。
 加えて、出足鋭く悉く浦和のチャンスの目を摘むタックル。FW戦で浦和が勝っているのでスペースが生まれて、浦和BK陣は攻めようとするのだが、そこを襲い掛かるかのようにタックル。6分に浦和が先制するが、追加点を許さない。
 ただ、おそらくタックルでいっぱいいっぱいなのだろう。ラインアウトは不安定、鮮やかな攻撃オプションがあるわけでもないのでボールを敵陣に持ち込むことは中々出来ず、相手のペナルティに乗じて入るのがやっと。結局チャンスを得てもミスで自滅。得点手段があれば…。惜しい。

 
 浦和も気合が伝わってくる。FWの集散のスピードは川口北を圧倒。こんなに勢いよく動く浦和FWは、私がちゃんと浦和を見るようになってから初めてかもしれない。
 しかし、気負いからか、ペナルティで自分からピンチを招く。相手が普通に攻めてくる時にはディフェンス出来ていて全然自陣深くには入れないのに、自分のペナルティで自分でピンチを招く。その上、攻めると相手ディフェンスの堅さに前半はかなり苦労。攻めても攻めても点が取れない内に、ペナルティの連鎖を立て直さないと、アプセットも有り得るか…と思いながら無念の退席(高校生の試合で途中で帰るのって辛い…肉体の限界以外では 笑)。


 結果を見たところ、後半は25-0なので、何とか浦和が攻めきったのだろう。
 それにしても、前半の川口北はよかった。いいものを見た。
 浦和も、この気持ちで育っていけばいいチームになるのではないかと思った。次、慶応と当たってこれもどんな力関係なのか、見たいなあと。


 埼玉県、やっぱり面白い気がしますね。県立と私立のバランスがよくて、止められません(笑)。用事もあるし、見に行くのは栃木にしておいてもよかったのに…(でも、結果を見てみたら栃木はどの試合も大差でやっぱり埼玉にしてよかった)。

 



 おまけ いつもの繰言。
 しかし、全体的にレフェリーが無駄に細かいと思います。
 選手や指導陣は敗因やその他をレフェリーのせいにすべきではない。だからこそ、観客は疑問に思うこと、言いたいことなどははっきり意思表示した方がいいのではないかと、考えるようになりました。もちろんそれは、罵詈雑言、感情的なレベルで文句を言うのではなく、見る立場としてゲームがこうあってほしい、だからこそレフェリーはこうあってほしいという願いは伝えるべきではないかと思うので。レフェリーは「君臨する」ものではないはず。そこが、今の雰囲気って違うなあと。どんどん、「支配」「君臨」「統治」の方向にいっているような気がして、危惧しています。
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by kefurug | 2009-01-25 23:20 | 高校ラグビー

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug