クリスマス終わって年末です

 本当にご無沙汰して、本当に申し訳ありません(としか言いようがありません…すみません)。



 自分では、花園までにもう少し記事が書けると思ったんです…。
 思ったんですが…。
 書いていると、自分の文章が嫌で、止まっちゃうんですね(高校でも大学でも)。棒を呑んだようにとでも言いましょうか。この試合は書きたいなと思えば思うほどそうなるのは、お約束なのでしょうけれど、一旦考えないようにした方が、と思ってみてそうしたらあっという間に年の瀬です。
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 駄目人間です。
 今年は廃人でした…。今年、本当に申し訳ないくらい、いろいろな方々とご縁をいただいて、幸せで、すごい一年だったのですが(本当に、本当にありがとうございました)、肝心の自分のブログが駄目で申し訳ありませんでした…。


 でも、せめて、感想などなどくらいは書こうと自分を奮い立たせ、ちょっと書いてみます。
 ちゃんとした観戦記とかではないので、その点はご容赦下さい。
 お気づきかもしれませんが、群馬県決勝はUPしてあります。岩手県も今更ですが、下ーの方にUPしておきました。秋田県準決勝より下です。もし、よければお読み下さい。


 栃木県決勝 国栃28-5佐野

 去年の決勝も大差、新人戦以降も大差が続いた顔合わせである上に、関東大会で佐野が脆い負け方をしたのが強く印象に残っていて、どうなることか(正直あまり大差の試合は見たくない、群馬や青森は辛かった)と思っていたが、先制は佐野、しかもBKでスペース作って取ったトライで、春に片鱗を見せていた攻撃パターンの見事な結実で、面白い幕開け。国栃がひどく硬くなっていたのにも助けられて、終了間際で1T1G取られたものの、5-7で折り返す。
 しかし、そのトライで緊張が途切れたのかトラウマを思い出したか、後半畳み掛けられると一気に気持ちの弱さをさらけ出し、終盤必死で攻撃を継続しても再びゴールを割ることは出来なかった。
 ただ、それでも、春から考えると、(失礼千万なのは百も承知で)よくここまで来たなーという印象。藤掛監督の選手への愛情がいいんだろうな(と勝手に推測)。

 ずっと見てきたチームなのだが、国栃の攻撃の際の陣形がこの試合で妙にくっきり見えた気がした(何故だ?)。最後BKで仕上げる時には確かに横にボールを回すけれど、中盤のところは基本的に突破役を先頭に縦に選手が厚く並んでいる感じで、一人が前に出たところで、後ろからサポートがつないで崩していって最後抜けるか余るかする、という。言葉ではうまく書けないのだが…。理解したところで、何故好きじゃなかったかも分かった。この攻撃のあり方は、強さの部分で単純に相手を上回っているという前提でないと成り立たないのではないかと、思うからだ。全国でなかなか勝てないのも何となく納得。うーん。


 茨城県大会決勝  茗渓19-13常総
 
 激戦その2。
 1トライずつで迎えた前半残り10分のところで、茗渓が、なんとも鮮やかに2トライを取って折り返した時には、これは準決勝と違ってすっと茗渓が勝つかな、と思えた。何しろ、21分のトライでは、見事すぎるボディコントロールでゲインしたHO井上(しかし、この選手のアタックセンスというのはどっから出てくるんだろう、と新人戦の時からずっと思っている)に対し「あいつ何者だよ!」、27分の、横にいたCTBへのパスに見えた、ふわっと浮いたボールを、後ろから走りこんだ7が摑んでそのまま一気に抜けて挙げたトライには、普通に「今の何だ!?」と、後ろで見ていたトップイースト(多分横河)の選手たちが普通に感心していたのだから。その美しさに「見に来てよかった」と大満足。
 ただ、後半、キック処理で茗渓がミスを連発すると、流れが一気に変わる。常総の魂の攻撃が炸裂、器用さはないものの、1PG、1Tを返して、尚も攻撃を継続、挽回できない茗渓。1T1G差圏内のまま刻々と時間が過ぎて、それでも常総はチャンスをものにできずに試合終了。後半失速するという茗渓の悪い癖と、攻撃に絶対の手段を持たない常総の欠点とが噛み合って(?)、しかしそれで尚、一歩も引かない互いの気持ちのぶつかり合いに見応えがあった。

 バックスタンドに、茗渓側は選手の名前とコメント??(ちょっとおふざけ)、常総は選手の名前と一言(こっちは決意表明)が掛かっていたのだが、「監督 石塚武生」に、つい涙。そういうところに焦点を合わせてしまってもいけないのかなと思うのだが。以前の東福岡ではないが、彼らは間違いなく、監督と一緒に戦っていた。


 埼玉県決勝 深谷10-5浦和

 激戦その1(見た順に沿っています)。
 去年の決勝は、浦和が開き直ったのがすがすがしい戦いだった。裏を返せば、やっぱり深谷の方が強かったということ、だったように思う。
 浦和は、相手の攻撃の鍵となるHB団を止め、更にバックスリーもゲインを許してもそれでもしっかり止めることで、意図通りロースコアの戦いに持ち込んだ。接点でもひけをとらず、今年は互角。互角だったことが、挑戦者にとってハードルだったのかもしれない。自分たちを僅かでも上に位置づけるか、力は互角である自信をもちつつ挑戦者に徹するか。春、やはり深谷に12-7で惜敗したのを見た時に感じたのと同じ問題が、やっぱりまだ残っていた。ぎりぎりのところをしのぐための芯作りが僅かに足りなかったか。
 逆に深谷は、浦和の勢いを受け止めながらも、ここぞというところではラックからターンオーバーを果たして相手の攻撃の芽を摘むなど、経験値を生かして接戦を制した。深谷も、正智相手に悔しい思いをずっとしてきたチーム。やはり、経験というのは価値をもつものなのだなあと思わされたゲーム。
 浦和も、こういう試合を積み重ねて新たに経験を積み重ねてまた違うチームになるのだろう。
 これと、福岡県決勝だけは賞味期限切れでも何でも記事にはしたいなと思っているのだが…。


 千葉県決勝 流経柏78-0市船

 開始10分で、3トライくらい…だったか。
 それも、市船がディフェンスが出来なさすぎで、これは勝負になりようがない、と、15分くらいでビデオを止めてしまった。それくらい一方的。二年前も大差だったが、もっと挑戦者側に見るべきところがあった。
 準決勝の市船ー佐倉はなかなかいい試合だったのだが。
 この試合じゃ流経も成長できない…のでは。


 愛知県決勝 西陵28-7春日丘

 前半開始早々から春日丘が、パスを回してぴちぴちいいそうな勢いで攻めるのだが、思い切って回しているのは中盤の地域でのことなので、一旦ディフェンスに捉まってラックになった後で、もう一度展開…というところまで試合設計が成り立っていない印象。もしくは、西陵の防御と自分たちの攻撃との力関係を見誤っていたか。敵陣やや深くまで行った後にトライを取りきるにはどうするか、という工夫が見えてこず、西陵がターンオーバー、という場面が目立った。前半7-0、後半14-0となったところで春日丘が1トライ返し、試合としては面白かったものの、その後西陵が突き放して終わり。
 西陵はモールで取りきる実に堅実な作戦で、面白みはないものの、その徹底振りは勝者にふさわしい。山田監督の情念恐るべし(すみません…)。
 しかし、西陵FWの平均体重は77.6㎏って…本当に軽量だ。伝統健在(FLとかじゃなくて、平均というのがすごい)。


 滋賀県決勝 光泉20-15八幡工

 これもナイスゲーム。
 八幡工も、そんなにFW一辺倒という感じではなかったのだが、序盤、先制のチャンスにミスで取り損ねたのが痛かった。一方、光泉の、スペースとタイミングを見つけた時の一瞬で取りきるBK展開はなかなか魅力的。意志の強さと思い切りを感じさせる攻撃は、さすが伏見工のDNAを感じる(本家は今年も出られないが…)。全国でどれくらい戦えるのか、ちょっと面白そう(防御もまあまあだと思う…)。
 八幡工の、二年続けては負けないぞ、という気持ちが随所に感じられる試合だったのだが、前に述べたように先制チャンスを逃したのと、追い上げが遅かったのが惜しかった。


 京都府決勝 京都成章7-0伏見工

 今回いろいろ見て、一番複雑な気持ちになったゲーム。成章がディフェンスがいいのは、確かに認める。これだけディフェンスし続けられるというのは、確かにいいチームなんだと思う。でも、花園でベスト4にも入ったことだし、もう少し、攻撃で見ている人間をわくわくさせてくれるようなことがあってもいいんじゃないかと思う。こんな言い方は申し訳ないのだけれど、味わいがなくてがっかり。
 しかし、そのチーム相手に勝ちきれなかった伏見にもちょっとがっかり。見せてくれる攻撃は結構いいと思ったのだが、仕留めの部分がちょっと弱かったのか…。
 ただ、現地観戦の友人と、テレビ観戦の私との意見が一致したのだが、レフェリーがノットリリースザボールをとるのが異様に速かった。一応、自分は試合数だけは沢山見ていると思うのだが、違和感を覚えるほど速かった。試合中ずっと。別に、どちらのチームに関しても同じように速いから不公平というのではないのだが、成章は攻撃を殆どしなかったので、攻撃している時間が長かった伏見が、ラックで十分にファイト出来ずに(結構ちゃんと寄ってたと思うのだが)、結果的に不利になった。なんか…がっくり。


 と、一旦この辺で。


 後編へ続く…かな。 
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by kefurug | 2009-12-26 00:30 | 高校ラグビー

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug