今日は…

 今更ながら、新年明けましておめでとうございます。



 相変わらず更新しない日々が続いてすみません><)
 本年も、細々と続けていくつもりはあるので、忘れた頃にでも訪れてやっていただけると幸いです。
 
 本日は水戸にいました。昨日友人には別の説明をしてしまったのですが、よくよく冷静に考えてみても、どうしても東海ー帝京というのは私にとってはお金を払って見に行くカードではなかったのです(もちろん決勝で、という意味で)。
 個人的には、拒絶によってしか示せない意思というのもあると思うので、その辺りは譲れないかなと。


 それはともかく。
 今日は高校ラグビーを見るようになってから始めての体験をしました…。
 
 水戸の、堀原運動公園競技場で行われた茨城県大会一回戦、日立一ー水城と、下妻一ー下館工の二試合を見に行ったところ、第一試合では、それなりの数のご父兄が、かなり熱烈な声援を送られてました。残念ながら、自分たちの選手可愛さのあまり、相手の、ただ未熟なだけのプレーに心ない野次が飛んだりもして、一般ファンとしては心痛むと同時に、そういう言葉を聞いてしまうと選手まで応援できなくなってしまいそうで、本当に辛かったです。社会人にはいくら野次ってもいいと思うのですが(人間の成熟段階として。もちろん、人間として言ってはいけないレベルとかは駄目ですけど)、大学生もかなりありかなとも思うのですが、高校生は、この新人戦の時期は、ラグビーを始めてまだ一年も経たない選手たちも多いわけで(部員が少なければ尚更)、その辺りはみんなで暖かく見守ってあげたい…と思ったり、何より、相手の選手たちも、息子さん(や親戚のお子さんとか)と同じ高校生だということを忘れずに、いいプレーをしたら相手チームでも称える、という、ラグビーの大切な心が溢れるスタンドになったらいいなあなんて、つい考えてしまったりして。もちろん、今までの自分も反省しながら(心がけてはいても、いつも意識しないと駄目ですね)。

 
 でも別にそれは折々体験することなので、それではありません。事態は第二試合に生じました。
 第二試合が始まると、一気に第一試合の観客は引き上げていき、スタンド(といっても小さいんですよ!)はがらがら…。がらがら…というより…
 人がいない(汗)。
 残って話していた第一試合の保護者の方々が完全にいなくなって気づくと、私の他には男性が一人と、若者が二人だけ。しかも、その若者たちはちょっとすると去ってしまった。
 (ささやかな、それでも)メインスタンドには観客が二人だけ。
 ええっ?
 高校生になったら、試合なんて親は見に来なくてもいいのかもしれない、くらいのことも考えなくもない私でも、幾らなんでもこれは人がいなさすぎると正直びっくり、というより焦りました。バックスタンド(スタンドはなく、ただ公園の植え込みがあるだけだが)側を数えてみると、辛うじて10人前後(ただし、お子様3、4名含む)それらしき人を確認できて、ちょっとだけ安堵(その後、トライで喜んでいる様子で確かにご父兄っぽいと)。
 しかし、この状況でノート取りながら見ている観客って、本当に一体何者なのだろうと何だかどきどきしながら、前半を終了(別に私が戦ったわけではないが)。
 後半、男性もいなくなり、何とスタンドには私一人。
 ますます、何者感は強まります。
 でも、突然サッカーボールを持った父子がやってきて、あーだこーだしゃべりながら見始めたのでちょっと賑やかに。
 更に、先程の男性は帰ったのではなく、試合のグラウンドに下りて見ていることにも気づき、「それっていいのか??」と思いながらも何となく安堵したり。
 孤独にビデオを撮り、ノートをつけるマネージャーさん(観客以外で唯一スタンドに存在する人)が、コーチっぽい人に質問されてたり(でもいろんなことに必死で分からなかったり…大変ですね)。
 不思議な時空間でした。
 彼らも、それぞれ時間を刻んでチームが強くなって、春には、更に秋には、より多くの人が応援に来てくれるようなチームになることを祈りました。


 
 下妻一の13番、背中を丸めた前傾姿勢で走り抜けていく様が、「日本の少年」という感じでとても魅力的。同じく2番、状況に対する反応が速くて、混沌から飛び出してくると必ずゲインする。この二人に限らず、下妻一は、「前に出る意志」が非常に明確で、何だか好感が持てるチーム。
 日立一の7は、ものすごく小さいのに、群がられても相手を振り切って進む。ペナルティからもすぐさま速攻をかける。そして、15は、私にとってこのチームのイメージである「スピードのあるバックスリー」を体現して、走る。スワーブをきって、走る。
 点差がついても、戦う意志があまりにも表情にあふれている水城の12番。「そんなに無造作に!」と驚くくらい、相手ボールキャリアから腕力でボールをもぎ取ることが出来る、水城のキャプテン13番。自分のチームのキックオフを体を張ってキープする2番。
 ハーフタイムに、声が出ていない、気持ちが出ていないことを怒られて泣きそうになりながら、後半必死で戦っていた下館工の選手たち。
 
 
 どんな試合でも、大切でない試合はない。いつも思っていることをまたも確認した1月の日曜日。


 日立一46-0水城
 下妻一67-0下館工


 補足??
 ラグビーに限らず高校生に部活をしてほしいなら、「勝てる可能性がきちんとある」試合の数を増やすことは絶対必要なのではないだろうか。大敗が悪だとは私は全く思わないが、それと同時に勝利や接戦の思い出も多く抱いて「ラグビーラバー」として選手たちが世の中に出て行ってくれることが大切なのでは…。
 社会も大きく変わり、少子化も進む中で、システムを見直さずに高校ラグビーが生き残れるという保証は何処にもないと思う。W杯なんてのん気に言っている場合でもない気がする(そこまでもたなかったらどうするんだろう)。
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by kefurug | 2010-01-11 00:15 | 高校ラグビー

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug