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明日こそ降らないで

 この一年、ひそかに我が家のヒーローだったのが太田高校の12番。
 群馬で高校ラグビーを見ているなら知らない者はいないだろう(と思う)。攻撃の際の突破力で注目されているかと思うが、彼の魅力はなんといってもタックルとジャッカルである。立川理道をスケールを小さくした感じ(なんかたとえ方に失敗しているが、私としては相当誉めてます)で、彼のディフェンスで俄然試合が盛り上がる(観客としてのこちらの気持ちも)。

 夫はなかなかラグビーを一緒に見に行く余裕もないのだが、去年の花園予選準決勝と、今年の新人戦の準決勝とで彼を気に入っていて、二人でラグビーの話をする時にはたとえ話として「太田高校の12番」を使うこともあるくらいだったりする。


 かといって、太田高校が勝てばいいと単純に考えているわけではなく、春には3位決定戦で農二に勝ち、今回の準決勝でも、互いの練習試合の顔ぶれを並べて経験値を引き比べたら圧倒的に相手が有利だろう(その上相手は3年連続花園出場中だ)明和県央をゴール差で退けて決勝に上がってきた高崎商にも全力で頑張ってほしい。


 明日は群馬県の決勝なので、いい舞台で戦わせてあげたいものだが、無情にも朝9時ごろから既に雨の予報だ。私の雨支度も頑張らなければ。

 埼玉も決勝だということは、明日の私のスケジュールは???


 
 以前の記事で「ラグビーをめぐる人々が嫌い」と書いてしまい、自分でも非常に乱暴な言い方だと分かってはいたのだが、あの時はどうしてもああいう言葉も並べておかないとバランスがとれなくて敢えてUPしてしまった。
 あの後よく考えてみたのだが、もう一度きちんと言い直すと、私も含めてラグビーを好きだったりラグビーに関わっている人間は、「ラグビーはいいものだ」ということを「当然の」前提としてしまうところに問題があって、その内輪受けのような感覚が嫌なのだということだ。もう少し、外からラグビーを客観的に見ていろいろなことをしたり考えたりするのが必要な気がする。
 

 まあ、日本協会と、古い体育会気質みたいなものをちょっと引きずりつつラグビーは絶対だ!みたいな雰囲気をかもしちゃう人が結構生き残っていたりする感じが嫌だ、とシンプルに言えばよかったんだけど…。


 自分は、何かを言語化するのにものすごく時間がかかるので、中途半端なまま書いてしまうと「なんだかなー」状態になり、言語になるまで待つと旬を逃すという悲惨な人間なのだが、やっぱり中途半端なまま書いちゃだめだと、反省。今回の記事もそんなにまとまっていないけれど(涙)。


 もう一つ。試合の記事ってどう書いていいか分からない!状態になってそれがブログを止めていた理由の一つであるのだが、やっぱりまだ分からない!!!茨城県決勝もものすごく難しかったのですが、あまりにもあっさり過ぎたか、と少しだけ足しておきました。
 何だかもうとりとめのない記事で相変わらずすみません。
 
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by kefurug | 2012-11-17 00:31 | たわごと

岩手県大会決勝

 10月21日 黒沢尻工ー黒沢尻北@盛岡南競技場 IBCの放送にて記録
 

 黒沢尻工
 ①藤倉 2杉澤 3畠山 4安倍(あんばい) 5高橋(諒) 6作山 7高橋(聖) 8藤原 9佐々木(滉) 10古川 11中澤 12佐々木(圭) 13西村 14前川 15半田 (〇がキャプテン)

 黒沢尻北
 1高橋(侑) ②菊地 3高橋(宗) 4高橋(康) 5小原 6大澤 7阿部 8居駒 9千葉 10八木 11児玉 12高木 13梅津 14市村 15畠山 (〇がキャプテン)

 FW平均体重は放送されず。ただ、黒工の方が平均で4㎏重いとのこと。


 
 
 一言でいえば、もどかしい試合なのだった。その一言がいろいろ複雑なもので成り立っているのであるが。

 

 開始早々から黒北のペナルティが続く。黒工はそのたびに速攻やタッチキックで陣地を進め、黒北ゴール前でマイボールのラインアウトとなる。サインプレーで抜け出した2がゴールラインに迫ると、黒工はモールを組んで押し込もうとするが一旦はグラウンディングできずにキャリーバック。このスクラムからラックを経た後モールを再び組み、6がトライ。14のゴール決まらず5-0(試合内容とは全く関係ないが、黒工のキッカーの下の名前は「亜蘭」。フランス人なのだろうか←違うだろ)。

  
 黒北は、相手キックキャッチからのカウンターで攻める。中盤では大きなゲインが見られるが、ゴール前でBKが仕留めきれない。外で勝負出来そうなところでもボールを離せずラックになってしまったり、パスがうまくつながらなかったり。
 黒工のペナルティや再三のダイレクトタッチによって、黒北が黒工陣22メートル付近にいられる時間帯は続く。 やや左寄りの位置で黒北はペナルティをもらうが、ゴール狙うことはしない。ラインアウトからのモールで攻めようとするが、組んでもらえず、BKに展開したところでターンオーバー。黒工がタッチに逃れたラインアウトをミス、と、完全に取り損ねるパターンだったのが、9の見事なタックルから流れを引き戻す。ノットリリースを勝ち取ると、ラインアウトからモール(も、モールかよ…)、押し切れずに展開し、最後はFWが近場を攻め8がトライ。13のゴールは外れ5-5。時間は21分(くらい)。


 この後のキックオフをノックオンしてしまうあたり、やはり黒北がぴりっとしない。ここから黒工は相手ペナルティを得てきっちり得点に結び付け、12-0とする。モールを押し込んでのトライに、今度はコンバージョンも成功した。キックオフ後更に黒工がチャンスを迎えるかに見えたが、タッチに蹴りだして前半終了。


 後半。お互いのミスやペナルティで攻守がくるくる入れ替わる。先に黒工がモールを押し込み、黒北ゴール前まで進んだところで崩れてラック。もう一度組み直したが押し込めず、パイルアップで黒北スクラムとなる。
 互いのミスは続く。そんな中、速い出足のディフェンスから相手をペナルティに追い込んだ黒北は、ラインアウトから11のゲイン、更に10、8と前に出て、最後はラックサイドを9が飛び込んでトライを決めた。ゴールも決まって、12-12の同点。


 膠着状態が始まる。残り時間はおよそ20分。
 黒工は、自陣からでもお構いなしに頻りにモールを組む。かなりの距離を押し込めるのだが、ゴールは遠く、組み直そうとするところで反則が出たり、ボールがきちんと出せなかったりすることが繰り返されていく。
 黒工陣で戦う時間が長くなるのだが、黒北もゴールラインが少し遠い。WTBまでボールは渡るが走りきるにはやや距離があり、ディフェンスが間に合う。攻める際に互いにミスが出、防御に回ると粘り強さを発揮する。
 主導権を握れない。主導権を握らせない。「握らせない」せめぎ合いが、ちょっと見るとつまらなく思える情景を作り出している。

 
 それまでも黒工モールを止めていた黒北だったが、残り時間5分に来て更にしっかりと相手の攻め手を打ち砕く。相手よりも早く準備を整え(モールが組みあがっている)、相手よりも低く組む。黒工は効果的に陣地を回復することが出来ず、自陣にくぎ付けのままだ。
 
 黒北ノックオンのスクラムから、黒工がタッチに蹴りだす。これが出ない。キャッチしたところからこの日何度も素晴らしいランを見せる11が、一気に抜ける抜ける。トライには至らないが、タッチに出たボールを黒工が触って出したというジャッジで、黒北は黒工ゴール前でマイボールラインアウトを得る。BKに回し、右に左に振った後、2が飛び込むがグラウンディング出来ない。キャリーバックスクラムとなった時点で時計は29分52秒。ロスタイムはほとんどない。

 スクラムから、右に攻めるがラック。更に10が自ら持ち込みラックとなったところで、ボールを出した9が短いパスを13に放った。
 キックが伸びていく。バーを越えた瞬間、黒北の勝利が確定した。
 


 

 決勝を実況したアナウンサーは、黒工はFW、黒北はBKのチームと明確に色分けし単純な構図にしたかったようだが、解説者が述べられていた通り、どちらも展開を志向しているチームだというのが実際のところだろう。赤べこ軍団の呼称に惑わされてはいけない(使いたくはなるけど)。
 FWも走りまくってボールを運ぶのが黒工(特に、走力のある3列が強力)、高速バックスで一気にトライを取るのが黒北(’08の岩手決勝の素晴らしさ)、というのが今まで私の見てきた印象だ。

 しかし、この日の黒工はとにかくモールにこだわった。それが、自分たちの強みを生かそうとしての選択だったのか、黒北にボールを持たせないための戦略だったのかは分からない。分からないけれど、後半になってからはモールで攻めきることは出来ず、結果的にはそれが自陣からの脱出を難しくし、最後の幕切れをおぜん立てすることになってしまったのは確かだろう。
 走り回っていたら、どうだったのかというのをずっと考えさせられる姿だった。


 
 黒北は、確かにBKで攻めたのだが、実は崩してきれいにとったトライはなかった。一本目は黒工と似た形でのトライであったし。攻めても攻めても攻めあぐねるパターンは、挑戦者の側であれば、勝利体験がないだけにどんどん焦って気持ちから崩れていくことが多い。それでも最後まで攻めて勝利を掴んだところに、大きな意味があるように思える。
 後半のモールディフェンスも光った。実は、前半の黒工一本目のトライから、黒北のディフェンスが機能しそうな気配はあった。黒工がすんなり押し切ってトライをとってしまうのではなく、しつこく防いでなかなかグラウンディングをさせないことに成功していた。
  

 黒北11児玉君は、去年、菅平でU17の試合を見て印象に残った選手だった。その際にはSOだったので、メンバー表でWTBだったのには驚いたが、切れ味鋭いランは観客を楽しませてくれる。彼でもっときれいにトライをとれる形になると、全国でも面白い試合を見せてくれるかもしれない。

 



 盛岡工、ついに「準決勝」で敗れる。
 ここ数年、岩手県大会決勝は、チームの経験値というものを考えさせられるものであり続けた。それは、盛岡工が花園に出られなくなり、弱くなっていく様子を結果的に追いかけることになっていた。
 
 黒沢尻北を退けた時は、リードされても落ち着いて自信が揺らがないのが分かった。
 黒沢尻工に最初に負けた年は、接戦であったこともあり、まあこんなこともあるだろう、という感じだっただろう。
 翌年、「ここで勝たなければならない」という意識は明確でも(花園に二年続けて出られないと、花園出場の経験を継承していくことがとても難しくなる)、それが気負いとなったのか競り負ける。
 そして、昨年は、自信から不安へと盛工の選手たちの針がふれてしまっているのが見えた気がした。必死さと同時に、勝ち方が分からないという脆さが漂っていた。

 決勝のハーフタイムに挟まれた準決勝の映像を見た感じでは、盛工は、黒北にいいように走られ、回されてトライをとられていたようだ。

 この学年は、新人戦では盛工が優勝したのであったが…。
 今年の新人戦でも黒沢尻北に85-0で負けており、復活への道は厳しいかもしれない。岩手の高校ラグビーシーンもまた変わるか。
 
 
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by kefurug | 2012-11-16 23:49 | 花園予選’12

茨城県大会決勝

 11月11日 K’s電機スタジアム@水戸

 茗渓 1宮田 2荒井 3小山 4鈴木(達) 5鶴田 6丸山 7柴原 8小貫 ⑨大越 10赤松 11大芝 12鈴木(啓) 13高澤 14仲澤 15堀越  (〇がキャプテン)

 清真 1伊藤 2金沢 3木之内 4飯嶋 5五月女 6田口 7奈村 8野口 9矢川 10奥谷 11塙 ⑫池田 13平城 14今泉 15春田 (〇がキャプテン )


 
 

 


 伸びやかだ。
 敵の防御を抜けていく4番、5番の背中が生き生きとしている。
 いきなりの先制トライを決めた12も、2本目のトライを仕留めた7も、パスを受け、勢いよく駆け抜けていく。3はボールを持つと迷いなく当たりにいき、9と10はすべてのバックスを自在に走らせながらチャンスがあれば自ら仕掛ける。パスでずらす。
 外でWTBがボールを持てば、もうディフェンスは何も出来ない。
 チームプレーがオーケストラにたとえられることがあるが、この日の茗渓の選手たちの体の動きは、音そのものが空気を震わせて伸びていくのを聞く時の快さを思い出させる。
 気持ちがいい。

 

 茗渓のキックオフで始まった試合は、開始5分で10-0。茗渓FWがモールを長く押し込んでいく場面ではスタンドがどよめく。のまれてしまったかに見える清真にミスが続き、ボールをつないでいる時の茗渓を止めるのは難しい。
 まずFWが突破力がある。力づくで当たるというよりもうまく体をかわして裏に出てしまう(3番はちょっと別だが)。そこからBKに展開すれば、どこからでも攻められる。12は突破してもパスしてもよし、13も15も一旦スペースが与えられれば大きくゲインをきるし、そこからWTBにボールが渡れば花道が作られていることが多い。
 それらのBK陣にディフェンスの意識がいけばSOのところが空くし、ラックサイドに少しでもスペースが出来ると9がすかさずそこを突く。
 防御側としてはポイントを絞ってもなかなか防げるものではない。
 しかし、どちらのチームが蹴ったものにせよキックを絡めた状況になると、茗渓にも綻びが出る。そこから清真は、相手ペナルティを得、数少ないチャンスを何とかPGとトライとに結びつけた。24-10で前半を折り返す。後半の行方に興味をつなぐことが出来る点差である。

 後半、またも開始5分で茗渓が2トライ(1ゴール)で36-10となる。清真が反撃をするなら本当にぎりぎりのタイミング。ここで、茗渓のタッチキックによるラインアウトから清真が攻める。FWのピック&ゴーでこつこつゲインを重ね、茗渓ゴールラインへと迫る。前半、接点のところは茗渓が勝っているかに見えただけに、この清真FWの頑張りは見事である。
 しかし、一気にトライに持ち込むことは出来ず、ゴールラインを挟んでの攻防となる。ラック、もう一度ラック。順目の側には茗渓が防御態勢を完了している。清真の選手の目にそれがどう映るか。
 攻める側のミスが起こりがちな状況だ。
 と思ったその時、おそれと焦りからか清真の選手がボールをこぼすのが見えた。
 茗渓がボールを拾って一気に切り返す。ボールを敵陣深く蹴りこみ、素早くチェイスしターンオーバーを果たした。清真が再び茗渓陣深く攻め入る機会は訪れず、茗渓が更に4トライ(4ゴール)を重ねて試合は終わった。

 64-10の点差は、新人戦の59-7、春の県大会の66-7とほぼ同じである。


 自分たちの時間が流れる間に、つかむべきものをつかみ取らなければ駄目なのだ。負ける側はそれが出来ずに負けるべくして負ける。
 それは、この試合では勝者である茗渓が、この一年選抜や関東大会で繰り返してきたことでもある。


 
 楽しいラグビーを遂行するためには、それだけの裏付けがいる。茗渓が弱い時は、裏付けが弱い。
 今年のチームは「楽しそう」ではなく「楽しい」ラグビーをしてくれるように思えた。しかしいつも、どこか独り相撲をしているかのようなもどかしさもあった。相手の強さに負けるというより、自分たちの弱い部分に負ける。
 強い相手ともしっかり渡り合えるのに、何を焦るのか自分たちのミスで試合の流れを手放す。
 この歯がゆさを、彼らが克服したのかどうか、この決勝ではまだ分からない(残念ながら、この点差では…)が、東日本中学生大会を制した3年生たちが、あの時から見事なキャプテンだった大越主将を中心に、全国の舞台でどこまでやってくれるのかは楽しみだ。
 




<付録>栃木決勝 プチれぽ

 結婚式も無事終わりほっとした土曜日の夜。「寝る前に少しだけ」見てみたところ…。

 開始2分くらい(ここからの時間うろ覚え)でいきなり国栃2が先制トライ。13分くらいの時点で19-0。16分くらい(だったか…)、佐野10がハイタックルでシンビン(…)。20分時点で26-0くらい(だったはず)。
 ここで、疲れていた私は限界を迎え停止ボタンを押したのでした。
 春は100点ゲームだっただけに、やはり差は大きく、佐野の子たちが頑張ってもどうにも止めきれない感じでしたね。佐野がアタックでもう少しボールを持つ時間が増やせればいいんだろうけど…。一度ペナルティから国栃ゴール前まで入ってラインアウトからFWでトライを取ろうとしたものの、完全に防がれて逸機。FWの大きさがかなり違うので、接点きびしい。

 実家のハードディスクに録画したままDVDに焼けずに帰ってきてしまったのでその後のスコアもまだ知らず(笑 高体連のHPで調べろよ)。
 国栃の一強状態はまだ続くか…。

 
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by kefurug | 2012-11-15 15:03 | 花園予選’12

いいお日和

今日は従妹の結婚式??
おめでとう〜(≧∇≦)

でも
花園予選の真最中!! 切なくもある…

福島もどうにかして見たかったけど、手配出来なかったな。今年もご協力頂いている各位に感謝申し上げつつ、栃木の決勝でも見るか(予約録画しました)
ついでに、折角宇都宮に来られたラッキーを生かして、雨の中(出来れば降らないで!)明日は茨城決勝へ。
降らないで〜。



スマホユーザーになるために、練習も兼ねて投稿してみました。
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by kefurug | 2012-11-10 18:17 | たわごと

とりあえず、非常に個人的な思いを書き綴ります。


by kefurug