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ようやく花園に辿り着く

 沖縄県決勝 名護ーコザ
 名護高校も、力任せとか(お前の表現が力任せじゃ←すみません)個人技に頼るとかではなく、相手を崩してトライを取る、というのをしっかり考えて戦っているので、観ていて点差が開いてもさほど退屈な試合になりません。ただ、前半かなり点差を広げたのに後半終了近くまで無得点だったのが気になります。コザの頑張りも確かに原因の一つでしょうが、コザが攻めきれないのに対し、名護も攻めきれない状況になってしまったのが、前半で結構消耗していたということだと花園ではきびしい、どうなるのだろうと気になる試合内容でした。40分くらいのダイジェストに編集されていて、後半のスコアが動かないところがばっさり切られているので、何故停滞したのか、その間の攻防がどうだったのかが分からず、考察出来ません。コザがディフェンス頑張ったのもあったでしょうに観られない。残念。

 熊本県大会決勝 九州学院ー熊本工業
 前半かなり互角の勝負が展開されたものの、後半九州学院が突き放して終わる…。攻撃力自体にものすごく差があるというよりは、意識と精度に差があるのかなと感じました(それが即ち攻撃力か💦)。
 FWで点を取るチームは、点を取るのに時間がかかる場合が多いのも含めて、試合の勘所で得点できないと辛いですよね…。

 佐賀県大会決勝 佐賀工業ー早稲田佐賀
 これ、スコア知らずに見始めて、「これを60分無理だぞ…」(同じ理由で栃木観てないもん)と、思ったら、よく見るとカウンターが示す数字は20分弱でした。間違いかと思ったら、ダイジェスト映像でした…。助かったと思いつつも複雑な気持ち…。
 解説の方は、早稲田佐賀もディフェンス頑張ってますよ、と再三仰ってましたが、佐賀工との力の差は大きい現状から、どうなっていくのでしょうかね…。

 福岡県決勝 東福岡ー筑紫
 これは…。とりあえず、前半20分くらいまでとりあえず観てみて下さい。 
 難しい…。

 長崎県決勝  花園までに間に合いませんでした!笑
        引き分けなのだけは先に知っているので、逆に花園終わったらゆっくりみましょうかね…

 兵庫県決勝 報徳学園ー関西学院
 報徳が強いですが、関学も試合が落ち着いてからは譲らず、どちらに勝利が転がるのか分からない試合でしたが、これもやはり得点をとるところの詰めが勝負を分けてしまったように思います…。関学が、外が空いた時にバックスで仕止めきれなかったのが…。レベルの高いところでの話なので、これは報徳が強かったで終わってもいい話かもしれないのですが、惜しかった。しかし、兵庫県は両者見事ですね。

 奈良県決勝 天理ー御所実業
 試合がすごく引き締まってるんですが…。
 お互い、防御が堅く、その分攻めても点が取れない。もらったペナルティからゴールキックを二本決めた天理が手堅く勝利をものにしました。
 単純に試合として面白いので、花園の合間でもご覧になってみて下さい。ネットで見られる幸せー本当にありがたいことです。

 大阪府決勝 第一地区 関大北陽ー大産大附
 どちらが出ても初出場。両校、今まで決勝に進出経験はあり、よい戦いを見せてくれていたものの、決勝での勝利はなし。
 そういう顔合わせらしい、選手たちの懸命さと緊張とが入り混じり、それが観る者に伝染して芝の上の一挙一動にドキドキ、ハラハラさせられる。双方力を尽くしたよい戦いで、点差は開いたものの見る甲斐はある試合です。

 第二地区 大阪桐蔭ー大阪朝高
 花園経験も豊富な両校ですが、今回は大阪桐蔭に朝高が挑む図式。朝高も気持ちのこもったディフェンス&自分たちの形を追求したアタックでしたが、大阪桐蔭が強かったです。前半の途中からは危なげない戦いぶり。

 第三地区 東海大大阪仰星ー常翔学園
 花園の準決勝ですか?と言われても納得しそうな面白い展開。
 どちらか花園に出られないってどんな冗談?と言いたくなるような…。これは是非見た方がよきでせう。

 よし、花園に辿り着いたぞ(もう一回戦は終わっている)


# by kefurug | 2023-12-29 11:29

北から試合を観てみたよ 

 観てみようの続きです。
 もう花園の一回戦は終わったというのに…orz   でも、開幕までに長崎県以外はなんとか観たのでありました(観ないと決めていた京都と島根を除く)。
 都度都度書いてないので記憶も怪しいですが、とりあえず印象に残ったことをメモしておこうと。

 徳島県決勝 城東–つるぎ
 つるぎが先制点を挙げ、なかなかいい試合なのですが、城東が一枚上手。攻撃が無理押しでなくボールをうまく運んで仕止め、防御も、強いつるぎFWをしっかり防いで見事な戦い。城東は、花園で「いいチームだなぁ」と感じることが多いので、この決勝も楽しめました。
 広島県出身の選手が多いのがWhy?でしたが、広島ラガー・ジュニアというスクールの監督さんが徳島城東出身という縁なのでしょうかね。とにかく今年久しぶりにちゃんと見たから、知らないことが多過ぎて浦島。

 高知県大会決勝 高知中央ー土佐塾
 これ、接戦で試合として面白かったです。高知中央が留学生いても、土佐塾もしっかりわたりあっていて、春は土佐塾が僅差で勝っていただけに、土佐塾は悔しく高知中央としてはやりきったうれしい勝利でしょう。

 愛媛県決勝 松山聖陵ー新田
 松山聖陵も、花園で「いいチームだなぁ」と感じたのでいつも気にしています(笑)。この試合は圧勝。モールも押すし、バックスでも取るし、後は花園でどのくらい通用するのかが焦点になってきますね。四国だと普段の練習試合などで経験値積むのが大変な部分もあるでしょうから…。でも、関東地方以外ってみんなそういう困難が大きそう(近畿は和歌山以外は近いかな)。
 15 速い ってだけすごいメモってあるから、15番に注目してみて下さい。

 岡山県決勝 倉敷ー玉島
 これも結構一方的な試合になりました。倉敷がしっかり鍛えられていて、攻撃も乱れがなく順目なら順目できちんと攻めていくので、玉島のディフェンスがちょこちょこ空いちゃうのですね…。そこを突けばトライにつながる。とにかく、自分たちのやるラグビーのイメージがちゃんとあって、それを遂行する意志と、遂行するために練習してきたことが伝わってくる戦いぶりです。梅本監督って、どのチームも育てるからすごいなと、試合を観ていて素直に思います。

 広島県決勝 尾道ー崇徳
 これも、崇徳は結構いい戦いをしていると思うのです。でも、攻めるところで取りきれない。複数の県で書いていることとやはり重なりますが、これは尾道が強い…のだと思います。
 強い相手からプレッシャーを受けた状態でどう点をとるか。難しすぎる問題。

 鳥取県決勝 倉吉東ー鳥取合同
 どちらもやや硬さが見られるというか、両者、ディフェンスで諦めない姿勢が素敵だが、アタックでは相手のその必死さをなかなか突き破れずミスが出るという、いい試合だがもどかしいという感じの展開。それでも倉吉東が攻撃力で勝って花園切符を手にしました。
 合同チームが頑張っていること自体はうれしい光景ですが(二か月前に結成でこれだけやれたのは見事)、鳥取西、倉吉総合産業、湯梨浜学園、米子東、米子工という顔ぶれが合同になってしまっては、鳥取県大会全体のチーム数…と考え込んでしまいます…。
 ラグビー人口の減少は、少子化のペースを上回って進んでいることが2019W杯以前から言われていたので、現場の頑張りだけじゃなくて、えらいひとたちが仕組みをもう少し考えてほしい気はいつもしてるんですけどね。

 山口県大会決勝 高川学園ー大津緑洋
 大津緑洋は、去年の花園でいいチームだなという印象を持っていまして。
 この試合は実は最初、ライブ配信の後半10分くらいのところをいきなり見たんですよ(そういうスケジュールになってしまった💦)。そうしたら、大津緑洋がかなり負けている、しかも見ている間に反撃してもあっさり向こうも追加点を挙げてくる…高川学園の強さに衝撃を受け💦調べたところ、留学生の受け入れ方すごいのですね。
 春の選抜の時の記事の、防府ラグビー協会の会長さんが、リーチの活躍に感動して、自分たちも同じことができるのでは…と留学生の支援を決めてーという件りは、こういう留学生の受け入れ方なら応援したいし応援できるし(学校思惑はともかく。高川学園は他の競技も強化しているようなので、きれいごとではないでしょうが)なんて素敵な…と、ちょっと私感動してしまいました(笑 春の選抜の時は、予選リーグは行けなくて、いろいろ情報収集も出来なかったので今更過ぎて申し訳ないことながら)。
 改めて前半から観ると、大津緑洋も前半はかなり守れているし、攻める時間帯もあって、これは点差ほどの力の差はないような気もしたんです。大津緑洋側が、自分たちが攻撃をする時に相手防御どれくらいのプレッシャーをかけてくるかをものすごくシビアに見積もってゲームプランを立てたら、もっと点がが取れたのではないかと、勝手に思った次第。
 いいライバルが県内にいるというのは素晴らしいことなので、両チームこれからもいいラグビーを見せてくれるだろうことが楽しみです。

 
 大分県決勝 大分東明ー大分舞鶴
 昨年両校優勝とのことですが、今年はかなーり、大分東明が強かったです。花園でもベスト4が目標とのこと。
 その辺りは花園での試合を観ないとなんとも言えませんが、留学生たちがものすごくチームの柱になっていて、そこがディフェンスでもかなりの威力を発揮しているので、やはり対戦相手としては脅威かも…。状況に対するリアクションも早く、本当にアタックもディフェンスも体を張ってます。チーム全体が自信を持って戦っているように見えますね。実際のところどれくらい強いのか、花園で注視してみます…。

 宮崎県決勝 高鍋ー県北合同
 県内強豪校と合同チームとの練習量の差が素直に出た試合。県北合同チームもいいチームですが、攻撃まで手が回らないですよね(準備)。どんなにディフェンス頑張っても、どこかでボールを持って点の取れるエリアまで行かなければどうしようもないので、攻められないと延々とディフェンスしていていつかは相手が得点してしまうので…。
 宮崎も鳥取同様、これだけ合同になってしまって(延岡、延岡工、日向、富島)大丈夫?と不安になりました…。

 鹿児島県決勝 鹿児島実業ー鹿児島工業
 雨が直前まで降っていたとのことで、試合開始時止んでいたものの、グラウンドはぐしょぐしょで走る水しぶきが上がるような…。地面に落ちたボールの扱いも難しく、キックも使いにくい。
 FW勝負したかった鹿児島工業が、試合開始早々HOが怪我で交代してから、スクラムが苦しく、攻め切れずに受けに回ってしまった。もう少し僅差の勝負があり得たとは思いますが残念。
 鹿児島実業は走力があるチームに見えます。花園でどれくらいそれが出せるでしょうか。

 この後、海を渡って沖縄へ…(都道府県って、いっぱいあるんですね…)


# by kefurug | 2023-12-28 19:30

北から試合を観てみよう その3

 静岡県決勝 静岡聖光学院–東海大翔洋
 ゼロ年代のラグビーを楽しんでいた皆さん、お待たせしました(?)。昨年の報徳学園SO伊藤理江人選手(明治→サントリー→イタリア 以下略(略すな)の伊藤宏明氏のご子息)に続いて大物二世、小野澤謙真選手の登場です(静岡聖光学院FB)。個人的な印象としては、面差しはそれほど似ていませんが、走りと足腰の強そうな感じは明らかに遺伝していそうです。
 その小野澤選手の爽快なランで、聖光学院の思い切った攻撃が見ていてとても楽しい、そんな試合…と思って観ていると、試合が落ち着いた辺りで東海大翔洋が防御で粘り強さを発揮。両校の力が拮抗していることが分かる先の読めない展開となり、最後までどっちが勝つんだろうと思いながら観られます(どっちが勝つか知っていても「もしかして…」と思いながら見られる人間なので←先日「すごく不思議な感覚してますね」と言われました 笑)。
 接戦という意味でもお勧めです。
 おまけ
 東海大の附属って一体いくつあるんだとようやく調べてみました。14校で思ったより少ないでしょうか(もっと全国にあるのかと。逆に千葉に2つあって驚いた)。
 東海大甲府、東海大山形と東海大菅生は別法人(でも附属校一覧には掲載)というのは、フランチャイズ的な?奥が深いです系列校展開。

 愛知県決勝 中部大学春日丘–名古屋
 ライブ配信で観た感想は以前ちらっと書きましたが、神奈川と構図が似ています(千葉や宮城も)。春日丘が終始リードする展開ながら、前半、名古屋も「ここで取れれば…」という場面を作り出せているのですよ。攻め方も工夫がある。そういう流れを作るところまではいけるけれど、トライを取り切るのが難しい(これが、惜しい挑戦者に共通するところだと長年感じますが…)。ディフェンスを全力で頑張った上で、強い相手に得点を取り切るところまで仕上げて臨まなければいけないのだから、挑む側のハードルが本当に高いのだなということと、挑戦者がいいチームだと、それに勝てる強さが実に鮮やかに見えるなあと、なんだかいろいろ感心してしまう試合なので、これもおすすめです。
 点差が開いて勝敗の行方自体は関心の埒外になってしまうような状況だからこそ、それでも尚、集中力を切らさず見事なプレーを見せてくれる選手たちを讃えたいと思います。


 三重県決勝 朝明–四日市工業
 これは、ある意味兄弟対決と言えなくもない組み合わせでしょうか。
 両校の前任者である斎藤(元)先生のインタビューを読みそう感じました。今年は、7人制では四日市工業が勝っています。
 四日市工業がディフェンス頑張り、相手ペナルティによって自分たちの攻撃場面を作ることは出来るのですが、攻撃でミスが出て逆に相手がトライを取り切ってしまう…なんか似たようなことを書いてますが💦これはやはり力の差、相手からのプレッシャーを強く感じているのでミスが出てしまうんだろうなあと感じてしまう。つまり、やはり経験値のところも含めて朝明が強いのだなあと。
 似たようなことを書いてはいますが、愛知県決勝との違いは、名古屋は「こう取る」というところを詰めてきて、それでも春日丘がそれより強い、もうこれで負けるなら仕方ない、という図式に見えるのに対し、三重県決勝は、四日市工業はおそらくそれなりに自分たちとしては手応えを感じながらそれなりに互角の勝負を挑めるところまで鍛えていたのだろうけれども、仕留めの部分の「これなら絶対取れる」という絵の細部を描き込むところまでは行かなかったのかな…という印象を受けてしまったところであります。素人の感想で申し訳ないです。失礼かもしれず、ごめんなさい。自分の感覚を言葉にしておきたかったので、表現が下手なのをお許し下さい。

 岐阜県決勝 関商工ー岐阜聖徳
 岐阜聖徳の記事をラグビーマガジンで読んでいたので、仕上がりはどうかと関心をもって観ましたが、今年はまだ花園はちょっと遠かったですね…。かなり関商工の一方的な試合となってしまいました。残念なのは、突破出来てしまうため、関商工の攻撃がかなり雑になっていってしまったように見えたことですね。安易に突っ込む→抜ければよいが、抜けないとノックオンなど簡単なミスを犯す、という場面がしばしばあり、全国に向けてそれは、この試合がちょっと勿体なくはないかい?と訊いてみたくなるような…。力で押せない相手にはどう戦うかというのを、決勝という緊張を伴う場で試してみたらよいのに…と余計なことを考えます💦。

 和歌山県大会 近大和歌山–和歌山工業
 これも結構挑戦者は普通に力負け。かなり差がある感じです。
 近大和歌山の攻撃が順目にきっちり攻めていくのが観ていてなんとなく好感をもってしまいます。和工はボールを持っても攻め切れず、苦しい展開。
 

 香川県決勝 アーカイブ映像なし

 本日はこんなところで…。
 

# by kefurug | 2023-12-17 21:00

北から試合を観てみよう その2

 悲しいことがあったり、空がきれいだったり、そんな中亀のように歩みを進めても
 のんびり屋なせいで、ブログを書くところまで辿り着かずに一日が終わったり
 でも、ブログも書かずにワイルドナイツの開幕戦には行ったり(熊谷ラグビー場最高!)
 試合数が多いので、北から順に感想だけ書いておこうと思います。
 
 北北海道 遠軽–旭川龍谷
 接戦です。ただ、前半だけ見ていると、点差以上に一方的な試合に見え、うーんとなるのですが(なんのこっちゃ)後半が面白い。お互いよいところを出して、それでも尚いろんなところのちょっとずつの差が足されると結果は優勢でいられる時間が長かった方が勝ったという印象。
 個人的には、札幌ドームでラグビーはちょっとあまり観やすくはないような気がするのですが、ジャパンの試合とかで行った方なんかはどう感じたのですかね。
 冬でも出来るから、高校生にとってはいいのでしょうか…。

 南北海道 札幌山の手–立命館慶祥
 結構一方的な試合です。立命館もディフェンス頑張ってはいたのですが…止めきれず。均衡が破れるのが結構早い。
 試合と直接関係ないけれど、北北海道では選手名と一緒に一言「監督のようになりたい」みたいなコメントが紹介されていたのに対し、南北海道は「将来の夢」で、「放射線技師」とか「公務員」とか、いい情報だと思うのだけれど、ちょっと試合への集中力を削がれるかもしれません…(私だけか)。同じ放送局のはずですが、この違いは何故?

 青森県 青森山田ー青森北
 これも試合は結構一方的で、勝敗だけ興味があるなら60分見るのはちょっと大変かもしれない。一旦スピードに乗って青森山田が抜けてしまうと止められない。
 ただ、それでも局所局所でディフェンスから相手反則を誘い出し、何より、点差が開いても青北の戦う意気が萎むことなくいので、観客として緩まず観ていられます。最後までディフェンスし続ける青北の姿勢は本当によかった。自分ボールから、確実に点が取れる手段があれば…まあ、そこが力の差なのでしょうが。ボールを持っていても攻めきれずにターンオーバーから一気に取られてしまうと、挑む側としてはなかなか辛いですね。

 宮城県 仙台育英–佐沼
 最終的には点差はつくのですが、いい試合です。
 挑戦者の佐沼が非常にいい、と感じます。仙台育英に勝つことを想定してやってきたというだけあって、ディフェンスも粘り強いし、アタックも考えられている。前半は自分たちとしてはかなりやれた手応えもあったのでは。
 とはいえ、全力でディフェンスしているから、外に余られるとどうしようもなく…。また、走力ありそうなバックスリー揃えてますね、強豪校。それでも、最後まで善戦を見せてくれた佐沼高校の次がまた楽しみです。
 育英は、昔よりはやはりチーム力は下がっている…のでしょうが、花園でどれくらいやれますかね?って組み合わせ確認したら、相手は黒工じゃん!笑。東北大会…💦。どうせなら遠いところとやりたかった。お互い(多分…💦)。

 富山県 富山第一–合同
 合同チームがここまでラグビーを続けてくれることに感謝しつつも、試合としては一方的になってしまいました。
 先制点は合同チームで、試合の入りはよかったのですけどね。でも、観ていてちょっと実力に開きがあるかな…と感じました。むずかしい…。
 
 石川、福井がアーカイブ映像なし。うーん。仕方ないことなのですが。

 これで、北海道、東北、関東、北信越までを終わります。まとまりがない…。

 追記 
 神奈川県決勝 桐蔭学園–東海大相模
 とにかく、前半20分まで観て下さい。その後はお好みで…。
 情報として、そこまでは花園前に見ておくと、強豪校同士の対戦になった時の予想や分析などなど楽しく出来るのではないかと思います。
 
 

# by kefurug | 2023-12-16 20:00

北から試合を見てみよう その1

 とにかく、観るだけは観ようと決めて、北北海道から関東甲信越後(他の越はまだ)まで観ました。決勝戦をMBSのアーカイブと、群馬(一応現地)と埼玉(テレ玉でリアタイ)と神奈川(ライブ配信で途中まで)。茨城はアーカイブないので、観られません。また、栃木は点差が大きすぎて、観ずに済ませることを許していただきたいです…。
 アーカイブでは、どちらが勝ったかは映像にたどり着く前に分かってしまうのですが、久我山対目黒学院以外はスコアが分からないように頑張ってみました(笑)。そういう状態で視聴した上での感想です。
 
 是非観てほしい
 秋田県決勝 秋田工ー秋田中央
 好敵手。それ以外の何者でもない両校ですが、春の県大会では秋田中央が勝利しているにもかかわらず、東北大会決勝で再戦した際には秋田工が勝利。どちらが勝ってもおかしくないこの花園予選。実際最後まで目が離せない熱戦でした。ミスが出ても、そこで観客としての興奮や緊張が途切れがっかりさせられるということはなく、むしろ、それだけ選手たちがギリギリのところで力を振り絞って戦っていることが伝わってくるような試合です。
 高校ラグビーが好きな方は、是非ご覧になって下さい!
 
 同じく 是非観てほしい
 岩手県決勝 黒沢尻工ー黒沢尻北
 これまた好敵手。岩手県の高校ラグビーシーンは、今や北上を中心に動いていますね…。久しぶりに盛工を決勝で観たい気もしますがそれはともかく。
 黒工の生き生きとしたアタックに対する黒北のディフェンスが見事で、胸に迫ります。選手たちの必死さと、試合というものの時間が限られているという容赦のなさが観るものにどこか切なさを感じさせる試合です。
 休日の夕暮れ時などにいかがでしょうか。

 力関係をはかれ、試合も面白い
 東京都第二地区決勝 目黒学院ー久我山
 この試合は、両者ともに「こんなはずじゃなかった…」と思った試合なのではなかったかと感じています。勝った側も。
 もっと点の取り合いになった方がお互い思惑通りだったのでは。
 そんな中、やはり勝つ側は状況に対する反応が「早い」んだなと改めて確認させられた試合。選手たちのレベルもしっかりしていて、試合を味わえます。

 もういっちょ。
 東京都第一地区決勝 早稲田実業ー成城学園
 小室哲哉が見にきていたと話題に。まあ、ラグビーに全く関係なくどうでもいいのですが(笑)
 成城が決勝に進出は、春を考えると下剋上でしょうか。
 勝敗の行方は割とあっさり決まってしまいますが(残念ながら)、挫けず見続けると高校ラグビーらしい素敵な場面が随所で見られるので、この試合は、どちらかに敢えて感情移入しながらの観戦をおすすめします。その方が、強い側の強さと、挑む側の熱と頑張りとがより鮮やかに浮かび上がるはずです。

 の上記4試合がまずはおすすめです。
 
 もっと観たい場合
 山梨県決勝 山梨学院ー日川
 両者のゲームプランが対照的で、どういう決着をするか興味深かったのですが、得点力がある方が勝ちましたね…(シンプルに)。
 勝者は、春の関東大会でも結果が出ているチームなので、花園での戦いと併せて各代表の力関係を考えるにも、観ておくとよい試合だと感じます。大学との関係性も含めて今後が興味深いですし、この両者で勝ったり負けたり、日大明誠も加えて山梨の高校ラグビーが盛り上がるといいですね(県立勢も含め)

 千葉県決勝 流経大柏ー専修大松戸
 リーグ戦グループの附属高校であり、柏と松戸というザ常磐線、隣町(隣接してますよね、確か…)。書いてみてなんだか名前の構成が対称な…。成田に行きたいな(なんのこっちゃ)。
 閑話休題。
 流経大柏の牙城が堅い…。じゃあ何故この試合がおすすめかと言いますと、専修大松戸が単純にいいチームだと感じるので。今更監督さんはどんな方なんだと気になり、このインタビューを見つけました。
 これを読みつつ試合を観て、流経大柏について考えてしまい…。こちらも前監督、の、いろいろ(笑 と書きたいが全く笑えない)がとりあえず遠くなり、それでも流経大柏に選手がそれなりに集まって強豪校であり続けている理由は奈辺にあるのか…と。一旦強豪校になると、もうその事実が魅力的?相監督が優秀?環境がいい?どうなのでしょう。遠くから見ている部外者が考えても分からないのですが、そういう、いろいろ「考えさせられる」試合であることと、関東大会の結果と併せて関東のチームのレベルを考える上で観ておくといいのかなと思った次第。

 この先は、好みの問題と、どれだけ時間が許すかによりますが。

 接戦が観たいなら
 新潟県決勝 北越ー開志国際
 試合開始直後、午前中まで降っていた雨が止みましたと実況があったにもかかわらず、試合途中で降り出し、後半20分過ぎには土砂降り(スタンドの人々が心配になる程)。恵まれたコンディションとは言えず、思うに任せぬことも多かったろうが、この試合、勝者のディフェンスが目を惹き最後まで見届けたくなってしまいます。
 敗者の側の規律の面が残念な試合。点の取り方、試合の勘所の押さえ方など見事だっただけに。
 北越の監督さんは新潟大学出身で、セブンズで早稲田を破った経験もお持ちだということで、それを生かしてどう選手たちを更に飛躍させるのか、楽しみです。

 山形県決勝 山形中央ー山形南
 春はそれぞれに合同チームで出場。南のチームが1位、中央のチームが2位。単独チームとして仕上げてここまで来る苦労は同じ。
 力はまさに互角にしか見えず、お互い奇策は無く真っ向勝負であるだけに、もどかしくもあり、はらはらもさせられ、一応どちらが勝ったかを知っていても、どういう決着がつくのか読めないまま最後まで見届けてしまいました。
 自分たちの「機」を逃してしまうとやはり負けてしまう。試合中に何度かそれは巡ってくるとしても、なるべく早く掴んでおきたいものです。でも焦ってはいけない。難しい。

 福島県決勝 松韻福島ー磐城
 二年前、この顔合わせの決勝で、磐城が勝ったと。その時の一年生たちが臥薪嘗胆打倒磐城を目指す松韻福島。対して、昨年決勝を辞退(感染症なんでしょうね…)しなければならなかった磐城。という前置きをきいてしまうと、どちらが負けても悲しくなるではないか…と思いつつ観戦するわけですが、徹底的に自分の強みを磨き切った方が勝った試合です。
 ただ…。 
 松韻福島は、クラブとして次の段階に進んでもいいんじゃないか、進めるチームなんじゃないのかなと、無責任な外野は感じました。ちょっともったいないような気もして…。
 でも難しいです。どう考えるかは。

 長野県決勝 飯田OIDE長姫ー飯田
 OIDE長姫の監督さんが飯田OBということで、なんとなく私の中では兄弟対決のような。
 先手必勝!という試合展開の中で双方底力を見せ、なお勝者が逃げ切ったのが見事。春までの結果に関係なく花園予選になると経験値の高い方が勝つ、ということもよくあるので、OIDE長姫が勝ったのは讃えられるべき。

 
 一旦ここまでで区切ります。続きはまた。

 
 
 
  

# by kefurug | 2023-11-29 00:10

たまに書いてます


by kefurug