リハビリ
2009年 04月 25日
そして私は試合を見に行こうと思ったのでした(この書き出しパクリ)。
ちょっといろいろあって、先週は観戦を見合わせておりました。気持ちが駄目になっておりまして…。
今週は、元気を出そう、そういう時には単純に見たいものを見よう、と思い立ち、ビーチフット会場にやって参りました。といっても、砂浜よりは砂の粒が大きく、あそこまで重くはないようです。
潮の満ち始めた干潟といった趣で、水溜りと呼ぶにはあまりにも多くの水が溜まっています。
こんな感じ
すみません(笑)。この時期にビーチフットの訳はなく、今日は埼玉県大会二回戦です。ここは、どこの水辺でもなく、浦和工業のグラウンドです。この状況ではボールが滑るのは当然のこと、キックは、地面に落ちても全く跳ねずにその場に止まり、その上、足元が緩んでいてキックを蹴るのに力が入らない模様でした。セービングやタックルが痛くないだろうことは救いなのですが、水分が多いので目に入ったりはしないかと見ている方も気が気ではありません。
この中で戦う選手たちは、全て英雄です。
でも、日本のスポーツ環境のわびしさということをついつい考えてしまいました(運営側の問題なのかもしれないけれど)。濡れるにしても、芝の上で、水がもう少し透明であってほしい…。
申し訳ないことながら、天気と寒さ、会場が校庭であること(座れない、食べられないー行ってみて、晴れていれば座れるところはあるのが分かったのだが、この雨ではどちらにしても座れなかった)を考え合わせて、絶対四試合全部は見られないと判断、第二、第三試合に照準を合わせることにして、実際には第一試合の後半~第三試合の後半あたまくらいまでを観戦しました。思った以上に無理でした(何と寒かったことか)。
第一試合 川越東22ー5浦和工業
朝、天気によって切り捨てかけた(選手の皆さんごめんなさい)試合だったが、後半20分ほどは観戦。川越東のBK攻撃が、サポートがしっかりついて、簡単にラックにせずつないで抜いていく展開ラグビーで、いつもの年より魅力的なチームになっているように感じられた。
晴れていてパスがもっと通って、強い相手にも今日のような展開ラグビーが出来れば、今年の川越東は強いのでは。
第二試合 浦和34ー0松山
激しいタックルの応酬で、点差は開いても私は見ていて退屈しない試合だった。
試合の立ち上がり、浦和がちょっとタックルがまだ甘い部分がある内につけ込んで攻めた松高、堂々と勝負を挑んでいる。
接点では浦和が勝っても、松高は滑りやすくなってこぼれたボールにはきっちり反応し、キック処理もしっかりしていて、タックルも最後まで諦めない。ただ、やっぱり接点で勝てないので得点が挙げられない。時間が経つ内にミスが出るか、ペナルティを犯してしまうか、ターンオーバーを許してしまい、結局得点を挙げるのは浦和。地力の差で浦和に軍配、という印象だ。
浦和は、雨に対応してか、前半はFWで近場勝負、ある程度点差が開いてからBKも織り交ぜて展開と、ゲーム運びも落ち着いていた。ただ、イギリス遠征、選抜、埼玉県大会とちょっと疲れているのかな、体が重いのかなという気もした。その合間に九州にも行ったんだから、粕谷君本当によく生きてるよね(今日も活躍)。
第三試合 早稲田本庄15ー5立教新座
本当はこれが本日のメインイベントでしたが、第二試合の後半からどんどん体が冷えてきてしまい、一試合見られるかどうか不安なまま観戦に突入。
雨は全く降り止まず、ボールを回すには厳しい状況だったが、立教は回し、ミスが出てどうしてもトライが取れない。序盤は優勢に試合を進めながらも、取りきれずにいる内に早稲田が一気に先制トライ。立教がディフェンスに人数がかかるので、攻撃を継続されると外に早稲田のWTBが余るのである。
同じパターンで、立教が攻めても早稲田がカウンターで取りきる、という展開で、後半8分くらいの時点で早稲田3T、15-0。回しても回してもボールがこぼれる立教の姿に、これでは逆転はないだろうと、残念ながら体力の限界で退去。その後立教が1T返したのがどういう状況だったのかは知りたいものの…。
晴れていたらもっと面白い試合になったのは間違いないと思うのだが、雨でどう戦うかというのもチーム力。防御でも早稲田の方が早く強く前に出ていた。今日の試合は、早稲田の順当な勝利だろう。
第四試合は慶應志木31-0独協埼玉の模様です。最初から諦めてたけど、この点差なら見られなくても諦めがつきますな。
ついでに、グラウンドの隅が水没している様子です。
教職員駐車場からグラウンドに入るところにも水が溜まっていて、一旦入ったはいいけれど出られないという悲惨な事態でした。濡れながら出るんですけど…。
大変でした(涙)。ここまでくると似非ルポライターの気分です。
でも、やっぱり高校ラグビーはいいですね。
ちょっといろいろあって、先週は観戦を見合わせておりました。気持ちが駄目になっておりまして…。
今週は、元気を出そう、そういう時には単純に見たいものを見よう、と思い立ち、ビーチフット会場にやって参りました。といっても、砂浜よりは砂の粒が大きく、あそこまで重くはないようです。
潮の満ち始めた干潟といった趣で、水溜りと呼ぶにはあまりにも多くの水が溜まっています。
こんな感じ
すみません(笑)。この時期にビーチフットの訳はなく、今日は埼玉県大会二回戦です。ここは、どこの水辺でもなく、浦和工業のグラウンドです。この状況ではボールが滑るのは当然のこと、キックは、地面に落ちても全く跳ねずにその場に止まり、その上、足元が緩んでいてキックを蹴るのに力が入らない模様でした。セービングやタックルが痛くないだろうことは救いなのですが、水分が多いので目に入ったりはしないかと見ている方も気が気ではありません。
この中で戦う選手たちは、全て英雄です。
でも、日本のスポーツ環境のわびしさということをついつい考えてしまいました(運営側の問題なのかもしれないけれど)。濡れるにしても、芝の上で、水がもう少し透明であってほしい…。
申し訳ないことながら、天気と寒さ、会場が校庭であること(座れない、食べられないー行ってみて、晴れていれば座れるところはあるのが分かったのだが、この雨ではどちらにしても座れなかった)を考え合わせて、絶対四試合全部は見られないと判断、第二、第三試合に照準を合わせることにして、実際には第一試合の後半~第三試合の後半あたまくらいまでを観戦しました。思った以上に無理でした(何と寒かったことか)。
第一試合 川越東22ー5浦和工業
朝、天気によって切り捨てかけた(選手の皆さんごめんなさい)試合だったが、後半20分ほどは観戦。川越東のBK攻撃が、サポートがしっかりついて、簡単にラックにせずつないで抜いていく展開ラグビーで、いつもの年より魅力的なチームになっているように感じられた。
晴れていてパスがもっと通って、強い相手にも今日のような展開ラグビーが出来れば、今年の川越東は強いのでは。
第二試合 浦和34ー0松山
激しいタックルの応酬で、点差は開いても私は見ていて退屈しない試合だった。
試合の立ち上がり、浦和がちょっとタックルがまだ甘い部分がある内につけ込んで攻めた松高、堂々と勝負を挑んでいる。
接点では浦和が勝っても、松高は滑りやすくなってこぼれたボールにはきっちり反応し、キック処理もしっかりしていて、タックルも最後まで諦めない。ただ、やっぱり接点で勝てないので得点が挙げられない。時間が経つ内にミスが出るか、ペナルティを犯してしまうか、ターンオーバーを許してしまい、結局得点を挙げるのは浦和。地力の差で浦和に軍配、という印象だ。
浦和は、雨に対応してか、前半はFWで近場勝負、ある程度点差が開いてからBKも織り交ぜて展開と、ゲーム運びも落ち着いていた。ただ、イギリス遠征、選抜、埼玉県大会とちょっと疲れているのかな、体が重いのかなという気もした。その合間に九州にも行ったんだから、粕谷君本当によく生きてるよね(今日も活躍)。
第三試合 早稲田本庄15ー5立教新座
本当はこれが本日のメインイベントでしたが、第二試合の後半からどんどん体が冷えてきてしまい、一試合見られるかどうか不安なまま観戦に突入。
雨は全く降り止まず、ボールを回すには厳しい状況だったが、立教は回し、ミスが出てどうしてもトライが取れない。序盤は優勢に試合を進めながらも、取りきれずにいる内に早稲田が一気に先制トライ。立教がディフェンスに人数がかかるので、攻撃を継続されると外に早稲田のWTBが余るのである。
同じパターンで、立教が攻めても早稲田がカウンターで取りきる、という展開で、後半8分くらいの時点で早稲田3T、15-0。回しても回してもボールがこぼれる立教の姿に、これでは逆転はないだろうと、残念ながら体力の限界で退去。その後立教が1T返したのがどういう状況だったのかは知りたいものの…。
晴れていたらもっと面白い試合になったのは間違いないと思うのだが、雨でどう戦うかというのもチーム力。防御でも早稲田の方が早く強く前に出ていた。今日の試合は、早稲田の順当な勝利だろう。
第四試合は慶應志木31-0独協埼玉の模様です。最初から諦めてたけど、この点差なら見られなくても諦めがつきますな。
ついでに、グラウンドの隅が水没している様子です。
教職員駐車場からグラウンドに入るところにも水が溜まっていて、一旦入ったはいいけれど出られないという悲惨な事態でした。濡れながら出るんですけど…。
大変でした(涙)。ここまでくると似非ルポライターの気分です。
でも、やっぱり高校ラグビーはいいですね。
by kefurug
| 2009-04-25 22:05
| 高校ラグビー